「着床出血」という言葉を知っていますか。着床出血とは妊娠超初期に起きる出血で生理予定日からズレて出血することがあります。

予定よりもズレた出血は驚きますよね。実はその出血、もしかしたら妊娠したサインかもしれないのです。反対に不正出血の可能性もあるので、ぜひ確認してください。

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妊娠超初期に起きる着床出血とは?

着床出血とは文字通り、受精卵に着床したときに起きる出血のことをいいます。着床したときに出血したことをいうため、妊娠初期の中にある妊娠0週~4週の「妊娠超初期」の症状の一つだといえます。

妊娠超初期に妊娠していることを気づく人はわずかです。妊娠2週目までは受精すらしていないため、この時点で気づく人はほとんどいません。

それから妊娠3週に入ると着床し、妊娠が成立すると気づく方もいます。しかし、多くの方は妊娠3週の着床時に起きる出血を生理だと間違って、着床出血を見過ごしていることがあります。

実際に妊娠した方の中で着床出血に気づけた方は1~2%ほどしかいません。発症率は10%ほどだと言われているので、気づける方はかなり少ないでしょう。

出血量や色、痛みなどは個人差があり、「少量しか出血しなかった」という人もいれば「生理と同じくらいの量」という人もいます。色も痛みも同様です。そのため、一概には「これだけの量で何色、痛みはこれくらい」とは言い切れません。

出血と聞くと体のどこかを傷つけてしまっていると想像してしまうかもしれませんが、とくに何か危険なことが起きる前触れというわけではないので安心してください。

ちなみに着床出血とは造語で、医学用語では「月経様出血」といいます。同じ意味なのでわかりやすいほうの言葉を使うといいでしょう。

気づかない人がたくさんいるんだね!

そうじゃな。着床出血は個人差があるから気づきにくいのじゃ。

着床ってなに?着床出血が起こる原因とは?

着床時に出血をするのですが、妊娠3週目までは受精をしていないので着床することができません。

3週目までは排卵もされていないので子宮内は何も入っていません。妊娠2週目に入ると卵子が動きだし、3週目に入った時点で卵子が受精していた場合、受精卵へと変わり成長するために細胞分裂を始めていくのです。

細胞分裂が始めると子宮へ向けて着床するために移動を開始します。この子宮へ移動し着床するときに傷つけてしまい、少量の出血が起こります。この出血が着床出血の原因になります。

着床出血をする時期はいつ?期間はどれくらい続く?

着床出血は「前回の生理開始日から3週(21日)~4週(28日)頃に起こりやすい」といわれています。

次回の生理予定日から計算すると次回生理予定日の1週間前頃~生理予定日頃に着床出血は起こりやすいです。

次回生理予定日に近ければ近いほど「生理が始まった」と思ってしまう人が多く、気づかないままの人がたくさんいます。

期間は出血のため通常の生理よりも短く終わるのですが、人によっては「生理と同じくらい出血する期間が続いた」という人もいるので気づくのが大変難しくなっています。

着床出血は妊娠したからといって必ず発症するわけではありません。あくまで妊娠超初期に起こりうる症状の一つです。

生理予定日に近いときに出血するんだね。

そうじゃ。それも着床出血に気づきにくい原因の一つといえるじゃろう。

着床出血と似た間違えやすい出血はある?

妊娠超初期には着床出血に間違えやすい出血がいくつかあります。その出血には今後の妊娠、妊活にも影響を及ぼすかもしれません。

そのため、着床出血以外に知っておいてほしい似た出血を解説していきます。着床出血と間違えやすい出血は以下になります。

  • 化学的流産
  • 不正出血

化学的流産

基礎体温が普段よりも高く、妊娠検査薬で陽性反応が出たが普段の生理と変わらない出血をするかもしれません。

普段と変わらない出血をしたからといって化学的流産だと確定ではありませんが、着床出血、化学的流産どちらの可能性もあります。

化学的流産とは妊娠検査薬で陽性反応だったにも関わらず、エコー検査で妊娠を確認する前に赤ちゃんが流産してしまうことをいいます。

注意してね!流産の兆候である激しい腹痛や出血がないため、着床出血と勘違いしやすいので気をつけてください。

不正出血

ホルモンバランスの乱れによって不正出血をすることがあります。ストレスや不規則な生活などをすることによってホルモンバランスが乱れ、生理の時以外にも出血するかもしれません。

不正出血にはそれ以外にも病気などが原因で起きることもあります。不正出血の一つに「膣内のただれ」というものがあり、産婦人科での内診や性生活の刺激によって膣内がただれて出血します。

その他にも子宮頸管にできるポリープもしくは良性の腫瘍が原因で出血した場合は、状況によっては治療をしなくてはいけません。症状が酷くなければ様子見をすることもあります。

不正出血はホルモンバランスの乱れも、病気が原因で起きても油断してはいけません。出血量がたとえ少量であっても、すぐに担当の医師に診てもらうようにしましょう。

着床出血と生理の違いは?見分け方は?

着床出血と生理は期間や出血量、時期、色などが似ていてわかりづらくなっています。

人によっては「普段よりも出血量が少ない」、「色が少し茶色っぽいピンクっぽい」など違いがあるかもしれませんが、それに気づけないこともあると思います。

出血量が少ないなど書いていることだけを見れば気づけそうですが、上記でも説明したように妊娠した方で気づけたのは1~2%だけです。

つまり、意識して分かっていてもそれだけ気づきにくいといえます。では、どうすれば見分けられるのかというと「基礎体温」です。

排卵期に入ると妊娠しやすい体にするため女性ホルモンを分泌して基礎体温が上昇していきますが、成立しなければ女性ホルモンの分泌量は低下していき基礎体温は下がります。

しかし、妊娠が成立すれば基礎体温は低下せず、そのまま上昇した状態を数週間保つのです。そのため、基礎体温が低下して出血した場合は生理、体温が上昇したままだと着床出血の可能性が高いといえます。

基礎体温から着床出血かどうかわかるんだね!

基礎体温が上がったか下がったか判断するためにも、日頃から基礎体温を計っておくのじゃぞ。

着床出血と判断するまえの注意点

生理とは違った出血をしたからといって着床出血と判断してはいけません。上記で解説した注意点をまとめて書いていきます。

  • 着床出血は10%ほどだといわれ、そのうち気づける人は1~2%ほど
  • 着床出血ではなく、化学的流産・不正出血の可能性がある
  • 基礎体温が低下して出血した場合は生理の確率が高い
  • 出血時に強い痛みを感じる、長期間続く

もし、これらから確実に着床出血だと判断できても、絶対に自己判断だけはやめておいてください。もし、不正出血だった場合は病気が原因かもしれませんので医師に早く診てもらいましょう。

出血時に腹部に強い痛みを感じる、痛みが長期間続くという方も注意が必要です。痛みは人によって違うこともありますが、長期間続いた場合も注意しなければいけません。

本来なら痛みは続いたとしても生理予定日頃には消えるものです。しかし、普段とは違う痛み、長引く場合は何か異常が起きているかもしれません。

注意してね!いつもとは違う生理が起きた場合はすぐに医師に診てもらいましょう。

着床出血したときの対処法は?

基礎体温の上昇などから着床出血の可能性が高いと判断したときは以下の対処法を参考にしてください。

妊娠していると考える

着床出血をするということは妊娠がほぼ成立しているということになります。早い段階から気づくことができれば、赤ちゃんへの安全を少しでも確保することができます。

なによりお妊娠超初期頃は赤ちゃんの心臓などの臓器が形成されるためとても重要な時期です。そのため、着床出血だと場合は妊娠の可能性も考えて行動をとるようにしましょう。

飲酒と喫煙を控える

着床出血によって妊娠している可能性がある場合は飲酒や喫煙は控えるようにしてください。

飲酒や喫煙を控えないまま吸ったり、飲んだりしていると後になって流産の原因になってしまうこともありえます。できれば、着床成立ではなくとも妊活を始めたときから気をつけるようにしてください。

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医薬品に注意する

妊娠することによって体温が上昇したのを熱だと勘違いして、医薬品を飲むことに注意してください。

熱を下げる薬や風邪薬など市販で販売されている薬は基本的に妊娠の疑いがあるもの、妊娠している方が飲むと副作用の危険性があります。

そのため、医薬品を服用するときは一度妊娠しているか確認をしてもらい、飲んでも大丈夫か聞いてみましょう。

葉酸を摂取する

葉酸は妊活の段階から摂取することを厚生労働省が推奨しています。早い段階から摂取することで「神経管閉鎖障害」と呼ばれる、先天性の障害のリスクを低減することができます。(参照サイト:厚生労働省「神経管閉鎖障害のリスクについて」)

また、葉酸を摂取することで赤ちゃんの細胞分裂を促進し、成長をサポートする働きもあるので摂っておいて損はありません。

葉酸は基本的に食事から摂取することが難しいので、厚生労働省もサプリを含む栄養補助食品から摂取することを推奨しています。

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ただ、サプリから葉酸を摂取するとなると過剰摂取になる恐れもあるので、サプリから摂取する場合は用法用量を守って摂取するようにしましょう。

まとめ

着床出血は妊娠超初期に起こる症状の一つですが、出血量や期間など個人差が激しくとても気づきにくいものです。

また、着床出血と似た症状が他にもあり余計に気づきにくく、妊娠中に気づけた人は1~2%ほどだといわれています。

症状からはとても気づきにくいのですが「基礎体温」から判断することができます。着床出血は妊娠するときに起きるので、体温が高い状態を維持していると可能性が高いです。

そのため、妊活をしている方は基礎体温を普段から測っておくといいでしょう。ただ、出血の原因が病気などが原因の不正出血の可能性もあるので出血をした場合、一度医師に相談をすることをおすすめします。