この記事の監修担当

日本ニュートリション協会公認「サプリメントアドバイザー」

葉酸博士

この記事はサプリメント専門家の日本ニュートリション協会公認「サプリメントアドバイザー」と、現役の管理栄養士監修のもと提供させて頂いております。

当サイトは日本を含め世界各国で妊活、妊娠中の女性に摂取を推奨している「葉酸サプリ」を安全・安心に摂れるように、辛口採点したサイトです。

サプリメントの原材料、成分、添加物などの品質面はもちろん、企業の透明性やサポート体制、価格なども含めて総合的に評価しています。

また、当サイトの監修には厚生労働省がアドバイザーとして推奨する日本ニュートリション協会公認「サプリメントアドバイザー」の資格を有する“葉酸博士”が担当しています。

サプリ専門家「サプリメントアドバイザー」ってどんな人?

みなさんは普段サプリメントを購入する際に誰に相談していますか?

相談せずに購入される方も多いと思いますが、仮に相談するとすれば以下のような方にアドバイスを求めるはずです。

  • 薬剤師
  • 医師
  • 薬局の店員

このような方が思いつくはずです。実際には薬局(ドラッグストア)などで購入するパターンが多いと思うので、薬剤師や店員の方にアドバイスを求めるでしょう。

しかし、医師も含め薬剤師もサプリメントの専門家ではありません。ましてや、店員の方は全くサプリメントの知識をもっていません。

厚生労働省はサプリメントに含まれる健康食品の持つ成分の機能や、必要性や目的などを理解した身近な助言者を頼るように推奨しています。

厚労省推奨
(出典:厚生労働省「健康食品の適切な利用について」)

このように厚生労働省が具体的にサプリメントの相談役としてサプリメントアドバイザーに相談するように明記しています。

もともと2002(平成14)年、厚生労働省は「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成」についてのガイドラインを発表しています。

保健機能食品やその他のいわゆる健康食品について、国民に健康的で質の高い生活を送るためにはバランスのとれた食生活が重要であることを前提に、正しい情報を提供し、身近で気軽に相談できる人材の養成は、過剰摂取等による健康障害の防止の観点からも望ましいと考えられます。

この発表のわずか2年前に、日本で初めてサプリメントアドバイザーの養成を目的に立ち上げられた民間団体が「日本ニュートリション協会」です。

日本ニュートリション協会公認のサプリメントアドバイザーが身近な相談者であり、サプリメントの専門家だと厚生労働省が明記しています。

身近な相談者っていうけど、そんな資格もっている人は身近にいないよ…

確かにその通りです。知り合いでサプリメントアドバイザーの資格を持っている方はほとんどいないでしょう。

後に詳しく解説しますが、葉酸サプリは唯一厚生労働省が摂取を推奨するサプリメントであり、赤ちゃんの先天性障害のリスクに関わってきます。

そんな重要なサプリメントを専門家でもない方に相談したり、適当に選んでいいわけがありません。

当サイトでは日本ニュートリション協会公認「サプリメントアドバイザー」の資格を有する”葉酸博士”があなたの身近な相談者となり、的確に良質な葉酸サプリメントをアドバイスします。

この記事では、良質な葉酸サプリメントを選ぶために専門家が実際に使っている6つの評価基準を公開します。今からご説明する内容をお読みいただければ、葉酸サプリ選びで失敗することはありません。

ここでワンポイント厚生労働省が推奨する相談者は、サプリメントアドバイザー以外にもNR(Nutrition Representative)食品保健指導士も該当します。

【専門家推奨】葉酸サプリの正しい選び方『鉄則6箇条』

専門家の6つの独自評価基準

サプリメント専門家が選ぶ良質なサプリメントの条件は以下6つになります。

  1. 成分の品質
  2. 飲みやすさ
  3. 製造工程の安全性
  4. 販売元の信頼性
  5. 価格(コスパ)
  6. 口コミ・評判

本来はさらに細かく条件がわかれているのですが、あまりに専門的知識が多いため6つに限定してご説明します。

これからご説明する内容は、当サイトでも実際に葉酸サプリを評価するときに使用している基準です。

1.成分の品質

品質チェック

葉酸はもちろんのこと、どのような栄養素が配合されているか、栄養素の過不足はないかなど、商品の品質面に関して分析します。具体的には以下の内容です。

  • 成分が明確に表示されているか
  • 原材料は何か
  • 余分な添加物は入っていないか
  • 体内で有効に働く工夫がされているか
  • 厚労省が推奨する推奨量に過不足はないか

以上のような項目を設け、製品の品質面を厳しくチェックします。この中でも葉酸サプリの場合は、以下の項目を最も重視してチェックします。

「原材料や添加物の安全性」と「厚労省が推奨する栄養成分に過不足はないか」です。

原材料と添加物の安全性

まずは葉酸サプリメントの基礎知識として必ず知ってほしいことがあります。

それは添加物の問題です。妊活中、妊娠中を含め、赤ちゃんへの影響を考えて「妊活+添加物名」、「妊娠+添加物名」などで検索する方がたくさんいらっしゃいます。

世の中に広まっている一般的な事実として「添加物=体に悪いもの」というイメージがあります。そのため、無添加の製品がたくさん販売されています。

赤ちゃんの健康のことを考えたら、絶対に添加物が入っていないほうがいいでしょ!

極力、赤ちゃんへの影響を考えると無添加の葉酸サプリメントを選びたいのはみなさん同じ考えだと思います。

しかし、サプリメントにはほぼ100%添加物が添加されています。これは事実です。

サプリメントを形成するにあたって添加物の存在は欠かせません。ですので、「添加物=悪いもの」と一括りにするのではなく、使用されている添加物の安全性を見極めることが重要になってきます。

サプリメントの形成上、欠かせない添加物は以下の2つです。

  • 増粘剤
  • 賦形剤

これら2つの添加物がどのようなものなのか解説します。

増粘剤

増粘安定剤は使い方によって、少量で高い粘性を示す場合には「増粘剤」、液体のものをゼリー状に固める作用(ゲル化)を目的として使う場合には「ゲル化剤」、粘性を高めて食品成分を均一に安定させる効果を目的として使う場合は「安定剤」と呼んで区別します。

賦形剤

錠剤、散剤(粉薬)、顆粒剤などの固形製剤に、成型、増量、希釈を目的に加えられる添加剤。有効成分と均一に混合できること、比較的配合量が多くなるため、味に問題がないこと、また、錠剤、顆粒剤においては崩壊性、溶出性にも考慮し、乳糖、結晶セルロース、デンプンなどがよく用いられる。

葉酸サプリのほとんどは固形(粒)の形状です。この粒を形成、または維持するためには上記の添加物が必要です。

これら2つは安全性が非常に高い添加物なので、配合されていても問題はありません。

このように断言できるのは、私たちが病院で処方してもらう薬にも、これらの添加物が使用されているからです。

製剤に含まれる有効成分以外の物質。製剤化を容易にする、品質の安定化を図る、有用性を高めるなどの目的で、ほとんどすべての医薬品に添加されている。用途により、賦
形剤、安定剤、保存剤、緩衝剤、矯味剤、懸濁化剤、乳化剤、着香剤、溶解補助剤、着色剤、粘稠剤などと呼ばれる。

薬に含まれる効果・効能のある有効成分だけで形成できればいいですが、それは不可能です。そのため、製剤化や品質の安定、有用性を高める目的で添加物が使用されます。

実際に厚生労働省医薬・生活衛星局審査管理下「薬局製剤指針」を確認すると、ほとんどの医薬品の成分に賦形剤(デンプンや乳糖)が使用されています。

もし「添加物=悪いもの」と一括りに考えるなら、私たちが風邪を引いて飲む薬ですら悪いものだと判別されてしまいます。

医薬品はサプリメントに比べると、比較にならないくらい厳しい基準で検査されています。その医薬品ですら、添加物を使用している事実を考えると、「添加物=悪いもの」と断言することはできません。

もちろん添加物の中には妊活、妊娠中は摂取を避けるべきものも存在します。それらをしっかり見極めるために、使用されている添加物をチェックしなくてはいけません。

妊活・妊娠中に避けるべき危険な添加物&原材料

安全性が高く妊活、妊娠中に摂取しても何の問題もない添加物がる一方、避けるべき添加物も存在します。

すべて挙げるとキリがないので、代表的なものをいくつかご紹介します。

  • アスパルテーム(人工甘味料)
  • ステビア(人工甘味料)
  • 赤・緑・青色系添加物(着色料)

例えば、アスパルテームは過剰摂取(1kgあたり40mg)までが安全範囲で、仮に45kgの女性なら1800mgまで大丈夫です。ただ、1800mgも配合すると人工甘味料なので、凄まじい甘さになります。

葉酸サプリにそこまで配合されるのは現実的に考えにくいですが、人工甘味料は全く栄養素もなく、妊婦さんが摂るべきものではありません。

ステビアも同様に人工甘味料ですが、これはかつて避妊薬として使われていた過去があります。妊娠とは真逆の目的ですし、栄養素もなく避けるべきです。

また赤・緑・青色系添加物などの着色料は発がん性やアレルギー反応、不妊の原因になることから禁止している国もあります。

たとえ、過剰摂取にならない人工甘味料が含まれていたとしても当サイトでは大幅な減点の対象にしています。また、赤・緑・青色系の添加物が確認出来た場合は、評価の対象にもならず、論外です。

危険性が高い添加物、または原材料が使用された葉酸サプリは評価をする価値もなく、当サイトには掲載拒否という措置をとっておる。

多くの良質なサプリメントはこのような添加物を使用していません。

でも一つだけ忘れてはいけないことがあります。それは原材料です。

添加物の危険性を疑うあまり、原材料の危険性を見過しがちです。実は原材料の中にも妊活や、妊娠中に摂取すべきでないものがあります。

例えば、

  • センシンレン(ハーブ)
  • キャッツクロー(ハーブ)

一見、ハーブなのでそこまで問題がなさそうですが、どちらも流産や早産の危険性に繋がる恐れがあります。

妊活、妊娠中でなければそこまで問題にならない原材料でも、葉酸サプリとして判断した場合、NGになる原材料はたくさん存在します。

ここでも添加物と同様に妊活、妊娠中に摂取しても問題ないのか、きちんと安全性は確保されているのか、これをチェックします。

食品添加物は本当に何の問題もないの?

実際に「妊娠中 添加物名」で検索される方が多いという事実もあるので、安全性に関する根拠をここでお伝えします。

食品添加物の安全性については厚生労働省の薬事・食品衛生審議会において評価されています。安全性確保までの具体的な流れは以下になります。

  1. 化学物質の同定
  2. 実験動物等を用いた毒性試験結果
  3. ADI(1日摂取許容量)の設定
  4. ADIを超えないように使用基準を設定
  5. 安全性の確保

まず添加物に純度など、中身について調べます。その後、動物実験を行い毒性がないか調べます。

そしてADI(1日摂取許容量)が定められ、一生摂取し続けても害のない1日に摂取量が設定されます。(参照:厚生労働省「よくある質問」)

これを終えてはじめて安全性が確保されます。

食品添加物とは「食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和などの方法によって使用するもの」(6) で、安全性が確保されているので、食べても大丈夫です。

国の研究機関も食品添加物の安全性は確保されているので、問題はないと明言しています。

一方で、動物実験やADI(1日摂取許容量)が定められてはいるけれども、あくまでそれは動物実験の結果であってヒトを対象にしていない、という考え方もあります。

みなさんも一度は聞いたことがある着色料や人口甘味料、また香料なども添加物の一種です。これらを摂取することは果たして妊活、妊娠中の女性にとって意味はあるのでしょうか。

結論から言うと、全く意味はありません。

妊活、妊娠中に摂取しても何のプラスにもなりませんし、これらは見た目や香りをよくしたり、食べやすくするためのものに過ぎません。

このように全く意味のない添加物でさえも、「安全性の確保」といった大枠の中に納まるのです。

何度も言いますが、あくまで安全性の確保は動物実験の結果です。妊活、妊娠中の女性が飲み続けるとどうなるかは定かではありません。なぜなら、そのような臨床実験(治験)は行われていないからです。

前述したとおり、増粘剤、賦形剤のように医薬品に使用されるものと比較するとよくわかります。

着色料や人口甘味料、香料が使われた医薬品などほぼ存在していません。つまり、サプリメントの形成上、必要のない添加物だとわかります。

当サイトでは”全く意味のないものはなるべく摂るべきでない”と考えております。それはほんの少しでも安全性を高めるための判断です。

特に人口甘味料や香料、着色料に関しては厳しくチェックしていき、長期的な観点から見て安全性が高いと判断できるものだけを評価します。

【補足】妊娠中は添加物を極力避けるべきなのか?

ADI(出典:厚生労働省HP)

上記の表を見て頂ければわかりますが、添加物は1日の摂取量が定められています。そして、厚生労働省の調査によると国民の摂取量はADIを大きく下回っていると発表されています。

つまり、通常はこれを下回る量を摂取すれば全く問題ありません。

しかし、妊婦さんの場合は対象外です。上記の表にあるグリチルリチン酸は「カンゾウ」と言われる既存添加物(甘味料)の一種です。カンゾウは国立健康・栄養研究所にはこのように記されています。

堕胎作用やエストロゲン様作用、ステロイド様作用があり、子宮を刺激する可能性があるため、妊婦がカンゾウを摂取することは危険である。妊婦が250 g/週のカンゾウ (グリチルリチン酸500 mg/週に相当) を摂取すると、早産のリスクが増加する可能性があるため、妊婦はカンゾウの使用を避ける (94) 。

これは妊婦さんに相性が悪く避けるべき栄養素です。もしこれらの添加物が配合されている場合は厳しくチェックし、大きく評価対象から減点しております。

では次に甘味料でも有名な「フラクトオリゴ糖」を同様に確認してみます。すると、このように記載がありました。

妊娠中、授乳中の安全性については十分なデータがないので、使用を避ける(94) 。

日本の行政機関含め、研究機関の姿勢は「データが少ないものは安全性が確保できていないから避ける」という方針です。安全性の検証がされていないからNGと言った判断でしょう。

確かに安全性が確保できていないものは避けるという方針は安全性が高いと思われます。

しかし、普段から食べている食品の中にはたくさん添加物が含まれていて、それらを妊娠中だけ避けることはほぼ不可能です。

それだと食べるものがなくなってしまいます。実際にサプリメントよりも普段食べている食品の中に多く添加されている場合もあります。

つまり、データがなく安全性がわからないものでも、普段から摂取しているということです。

もちろん、このような添加物が含まれていないのに越したことはありません。先ほど説明したカンゾウのように明確に危険性があるものもあります。

そこで当サイトでは添加物の安全性の基準設定を、

  • 高い:危険性なし&データ不十分の添加物なし
  • 普通:危険性なし&データ不十分の添加物あり
  • 低い:危険性あり&データ不十分の添加物あり

このような判断基準でチェックします。

「データ不十分だからダメ」と足早に判断するのではなく、その添加物の危険性を最優先に調査します。

原材料や添加物をチェックする情報源を公開

分析に使用するのは行政機関や研究機関の情報、さらにそれらの元になる権威性の高い情報を元にチェックします。

サプリメントに使用されている素材・成分に関して最も権威があり、信頼のおける世界的情報源の一つがナチュラルメディシン・データベースです。

日本の(独)国立健康・栄養研究所がホームページ上で提供する「『健康食品』の有効性・安全性情報データベース」の底本ともなっている。

厚生労働省の情報もこれを参考にしたものが数多くあります。当サイトでは厚生労働省の情報も踏まえつつ、ナチュラルメディシン・データベースを指標にして安全性を判断しています。

これらの情報源を使用し、サプリメントの専門知識を学んだサプリメントアドバイザーが葉酸サプリの評価を判断します。

ここでワンポイントナチュラルメディシン・データベースの監修は「日本医師会」「日本薬剤師学会」「日本歯科医師会」という名だたる研究機関が監修している資料です。

配合成分に過不足はないか?

葉酸サプリの目的は妊活中、妊娠、そして授乳期に不足する栄養素を補うのが目的です。

ではなぜ、葉酸サプリだけ厚生労働省が通達するほど必要なサプリメントなのでしょうか。

実は葉酸サプリの本来の目的は、葉酸摂取によって赤ちゃんの先天性障害のリスク低減が目的なのです。

我が国において葉酸の摂取により神経管閉鎖障害の発症リスクが低減する確実な証拠があるとはいいがたいものの、葉酸の摂取により一定の発症リスクの低減がなされるものと考えられることから、現時点で得られている妊娠可能な年齢の女性等の葉酸摂取による神経管閉鎖障害のリスク低減に関する科学的な知見について正確に情報提供を行うことが必要と判断

この情報は平成12年なので、数十年前の資料になります。

ここから長い年月が過ぎ現在に至るわけではありますが、葉酸サプリ摂取の重要性はまだまだ周知されていません。

このような結果を受けて、改めて年、月に日本先天異常学会からこのようなメッセージが発信されています。

本邦においては、2000 年に厚生省(現厚生労働省)が、妊娠を計画する女性に対し、栄養バランスの取れた食事(葉酸量0.4 mg/日)に加えて栄養補助食品からの0.4 mg/日の葉酸摂取による、神経管閉鎖障害の発症リスク低減について通知を出しました(3)。
(中略)
しかし、妊娠女性の葉酸サプリメントの摂取は10-20%に留まり(5、6)、神経管閉鎖障害の本邦発生率は減少傾向が示されていません(3、7)。

何度も発信することは大切なことです。

しかしながら、論文のような難しい内容を読んで葉酸の重要性を学び、それぞれの時期に合わせた摂取量を的確に摂るのはなかなか難しいと思われます。

そこで当サイトではそれぞれの時期に合わせて必要な葉酸の摂取量、また葉酸以外にも必要とする栄養素をここにまとめています。

具体的な時期は、

時期 週数
妊活中 妊娠1ヶ月前~妊娠判明まで
妊娠初期 妊娠判明~3ヶ月
妊娠中期・後期 妊娠4ヶ月~出産まで
授乳期 産後

妊活から含めると、全部で4つの時期に分類されます。実際のところは妊娠超初期と言われる時期もありますが、これは妊娠0週から4週を指すので、妊娠初期と同様に考えれば問題ありません。

葉酸を含め、これらの時期に不足しがちな栄養素は以下8種類になります。

  • 葉酸
  • ビタミンB6
  • ビタミンB12
  • ビタミンC
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 亜鉛

国立健康・栄養研究所が発行した「妊娠中の食事とサプリメント」によると、不足しがちな栄養素は葉酸、鉄、カルシウムとなっています。

しかしながら、その他の栄養素も妊婦さんの健康はもちろん、赤ちゃんの健康にも関わります。

確かに8種類を一度に説明すると誰もが困惑します。そのため、特に摂取してほしい栄養素だけをピックアップして摂取を促しているのでしょう。

当サイトは訪れたみなさんがわざわざ過不足をチェックしなくてもいいように、これら8種類の過不足をチェックします。

ではそれぞれの時期に、これら8つの栄養素にどれだけの過不足があるのか比較してみましょう。妊活中と妊娠初期に必要な栄養素は全く同じなので、項目をまとめています。

厚労省の推奨摂取量 平均摂取量(20-40代) 過不足
葉酸(μg) 食事240+サプリ400(妊活・妊娠初期) 234 食事6+サプリ400(妊活・妊娠初期)
食事480+サプリ(妊娠中期・後期) 食事+サプリ246(妊娠中期・後期)
食事340+サプリ(授乳期) 食事+サプリ106(妊娠中期・後期)
ビタミンB6(mg) 1.4(妊娠初期~出産) 0.95 4.05(妊娠初期~出産)
1.5(授乳期) 5.05
ビタミンB12(μg) 2.8(妊娠初期~出産) 4.8 なし(妊娠初期~出産)
3.2(授乳期) なし(授乳期)
ビタミンC(mg) 110(妊娠初期~出産) 65 55(妊娠初期~出産)
145(授乳期) 80(授乳期)
鉄(mg) 9(妊娠初期) 6.6 2.4(妊娠初期)
21.5(妊娠中期・出産) 14.9(妊娠中期・後期)
9(授乳期) 2.4(授乳期)
カルシウム(mg) 650 417 233
マグネシウム(mg) 136 201 なし
亜鉛(mg) 10(妊娠初期~出産) 7.2 2.8(妊娠初期~出産)
11(授乳期) 3.8(授乳期)
ここでワンポイント表は厚生労働省の国民健康栄養調査の平均摂取量日本人の食事摂取基準から算出した推奨量を比較したものです。

これが妊娠中に必要な全栄養素と、その過不足を計算した内容です。

この中でも具体的に「サプリメント」から摂取してほしいと明記されているのは葉酸です。その証拠に日本人の食事摂取基準にはこのように記述されています。

1 妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性は、神経管閉鎖障害のリスクの低減のために、付加的に 400µg/日のプテロイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる。
2 サプリメントや強化食品に含まれるプテロイルモノグルタミン酸の量

厚生労働省が具体的にサプリメントや強化食品と指定し、摂取を促すことは非常に珍しく、それだけサプリメントからの摂取を推奨している証拠です。

ただ時期によって摂取する量は変わってきます。葉酸の場合、

  • 妊活(妊娠1ヶ月前):食事240μg+サプリメント400μg
  • 妊娠初期:食事240μg+サプリメント400μg
  • 妊娠中期・後期:食事480μg(理想は食事のみ)
  • 授乳期:食事340μg(理想は食事のみ)

これだけの葉酸が必要になります。ただ、20~40代の1日の平均摂取量は「234μg」です。全ての時期に共通して、食品から摂取すべき推奨量に届いていません。

特に妊活、妊娠初期は「サプリメント400μg」をまるまる補えないことになります。

妊活、妊娠初期は赤ちゃんの先天性障害のリスク低減のために飲むべき重要な時期です。必ず推奨量まで届かせる必要があります。そのために葉酸サプリは必須です。

サプリメントの400μgは食品だと”800μg”に相当する

じゃあ、葉酸を食事から摂取するのはどう?サプリよりも安全性高いんじゃないの?

これは余談ですが、ごく稀にサプリメントではなく、食事から葉酸を摂取できないのかと考える女性がいます。

確かに食品から摂取できればそれに越したことはありません。しかし、厚生労働省が具体的にサプリメントを推奨しているのは理由があります。

実は、葉酸は水溶性のビタミンなので熱に弱く、食材を調理する際に失われる可能性が高いのです。

食品由来の葉酸の大部分はポリグルタミン酸型(3~7個のグルタミン酸が結合した形)として存在し、モノグルタミン酸型(1個のグルタミン酸が結合した形)として小腸で吸収されるまで、様々な代謝過程の影響や加熱等による調理過程での損失があり、その生体利用率は約50%と推定されています。

葉酸には2種類あり、

  • 食品由来の天然型葉酸(ポリグルタミン酸型)
  • サプリに添加する合成型葉酸(モノグルタミン酸型)

食品由来の天然型葉酸(ポリグルタミン酸型)の生体吸収率は、サプリに添加する合成型葉酸(モノグルタミン酸型)の約50%です。

厚生労働省はサプリに添加する合成型葉酸(モノグルタミン酸型)を400μg推奨しているので、食品由来の天然型葉酸(ポリグルタミン酸型)を食事から摂取する場合は800μg必要になります。

胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減のための付加量400μg/日は、加工食品などに添加されているモノグルタミン酸型葉酸、プテロイルモノグルタミン酸の量として示したものであり、これを食事性葉酸に換算すると2倍の800μg/日に相当します (1) (3) 。

ちなみに800μgはどの程度かというと、葉酸を多く含んだ食品として有名な「ほうれん草」に換算すると、約12株必要です。

ほうれん草

これでだいたい4株ぐらいです。4株で280μg程度なので約3倍の量を1日に食べないといけません。

また、肝心なことを忘れていましたが、生体に吸収される50%は生で食べた場合の吸収量です。塩ゆでや、調理すると葉酸が流れ出てしまい、さらに低い吸収率になります。

毎日食べるなんてとてもじゃないけど無理ですし、つわり真っ只中のときは12株を見るだけで気持ち悪くなりそうです。

実際にこれだけの量を食べるのは不可能です。そのため、厚生労働省は吸収率が良い合成型葉酸(モノグルタミン酸型)を400μg摂取するのを推奨しています。

葉酸サプリを飲み始めるべき時期は「妊活段階」から

当サイトでは妊活段階に必要な栄養素も含めて葉酸サプリの品質をチェックします。その理由は葉酸サプリを飲み始める時期と関係しています。

妊活段階はまだ子供を授かっていない状態なので、葉酸摂取にそこまで重要ではないように感じます。

えっ!?妊娠が判明してからだと遅いの?

このように考えておられる方が多いのが現状です。

もちろん、妊娠初期以降、授乳期まで葉酸は必要ですが、最も大事な時期は「妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月まで」です。

なぜなら胎児の先天性異常(神経管閉鎖障害)の発生時期が、妊娠0日目からおよそ28日間の間に発症するからです。

胎児の神経管閉鎖障害とは、受胎後およそ28 日で閉鎖する神経管の形成異常で、臨床的には無脳症・二分脊椎・髄膜瘤などの異常を呈します (2) 。

つまり、妊活を開始した段階から必要になります。なぜなら誰もいつ妊娠するかわからないからです。

産婦人科の医師ですら出産から逆算して妊娠した日を計算しないとわかんらんのじゃ。誰も妊娠した0日目をすぐに導きだすことは不可能なのじゃ。

一般的に妊婦さんが自分の妊娠に気付くのは妊娠1ヶ月後です。それだともう間に合わないのです。

リスク低減のためには母体が受胎前から十分な葉酸を摂取している必要があるので、「妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性」(2) に対し、付加的な葉酸の摂取が望まれています。胎児の神経管閉鎖のタイミングからすると「妊娠して又は妊娠の疑いを持って産婦人科の外来に訪れてからの対応では遅い」と考えられています (3) 。

誰もわからない妊娠0日目から28日目までに葉酸を補給するためには、妊娠1ヶ月前、いわゆる妊活の段階から飲むのがベストだということです。

ただ、母子手帳を貰ってから葉酸摂取の重要性に気付くかたもいます。実際に母子手帳にもその重要性は書かれています。

先ほど解説しましたが、葉酸は妊娠中を通して必要な栄養素です。出産すればもう必要ないと考える方もいますが、葉酸は母乳の元になってくれる栄養素です。

出産後も赤ちゃんにたくさんの栄養を送らないといけない母親を助けてくれるのが葉酸サプリの役割でもあります。

妊活段階から飲んでいないとしても、妊娠初期以降でも遅くありません。しっかり継続して摂取することが重要です。

葉酸以外の栄養素について

葉酸サプリには葉酸以外の栄養素の配合も必要です。特に「鉄」と「カルシウム」については必須です。

鉄は赤血球をつくるのに必要な栄養素で、妊娠中にたくさん必要になります。前述した比較表を見てもらえばわかりますが、約2倍以上です。

特に妊娠中期・後期は鉄不足が深刻になります。妊娠中期・後期以降の鉄不足は貧血の原因になり、悩まされる妊婦さんが数多くいます。

それ以外にも鉄不足は怖い症状を引き起こします。

鉄摂取量が増加した必要量を満たしていない場合は、鉄欠乏性貧血になることがある。妊娠中の鉄欠乏性貧血は早産や低出生体重児などの重大な疾患の原因となる[1,51,59-62]。

そんな鉄不足を補うためには積極的に鉄を摂取する必要があります。

鉄は主に2種類あります。

  • 非ヘム鉄
  • ヘム鉄

一般的に葉酸サプリメントに使用されているのは「非ヘム鉄」です。非ヘム鉄にはクエン酸鉄、ピロリン酸鉄などが挙げられます。

非ヘム鉄は安価なため、コストもかからないのですが、デメリットがあります。

非ヘム鉄の吸収率は非常に低く、吸収されるときに活性酸素を出して粘膜を攻撃してしまいます。

活性酵素は体をサビさせる、つまり酸化させる原因になります。また、

非ヘム鉄は副作用として発疹、かゆみ、光線過敏症、吐き気、嘔吐、上腹部不快感、胸やけ、下痢、めまいなどが報告されています(フェロミア添付文書より)。

このようにムカムカの原因にも繋がります。ヘム鉄の場合はこのような心配はありません。

ただし、非ヘム鉄も過剰に摂取しない限り問題はありません。

妊娠中期・後期に鉄が多く不足しますが、非ヘム鉄の配合量は14.9mgを超えないように配合された葉酸サプリを選んでください。

もちろん、ヘム鉄が配合されている場合はさらに安心です。

ヘム鉄と非ヘム鉄がブレンドされたものは吸収率面で非常に優秀なので、ブレンド鉄で「14.9mg」以下のものが最も安全・安心です。

妊娠中に必要な鉄はコレ!!

ヘム鉄と非ヘム鉄の違いって?妊娠中に必要な鉄は【コレ】で決まり!

近年、鉄分を不足する女性はどんどん増えてきています。妊娠すると鉄分は赤ちゃんに酸……
カルシウム

カルシウムは妊活から授乳期にかけて、厚生労働省の付加量(限定して付加する量)がない栄養素です。

ただ、慢性的に不足する栄養素でもあります。その量は平均摂取量から比較すると「233mg」です。

この「233mg」を満たせる量が葉酸サプリに配合されているかどうかをチェックします。

また、カルシウムはその体積の大きさから、サプリメントの体積を埋めるために使用される「賦形剤」などを減らす目的で活躍してくれます。

ここでワンポイント例えば1g(1000mg)のサプリメントを開発するとします。通常なら様々な栄養素を配合していきます。しかし、葉酸単体のサプリメントを作ると仮定して、400μgを配合します。しかし、400μgはわずか0.4mgです。残り996mgはすべてサプリメント1粒の体積を埋めるために添加物(賦形剤)を使用します。葉酸サプリメントを作るはずが、添加物(賦形剤)サプリメントを開発してしまうことになります。

葉酸サプリメントにはまず葉酸は必須ですが、それ以外の体積を埋めるために妊娠時に不足する栄養を配合して埋めていきます。

カルシウムの単位はmgで、不足分233mgを埋めると約4/1を占める割合になります。

慢性的に不足する栄養素なので補う目的が優先されていますが、サプリメントを形成する上で都合の良い栄養素でもあります。

最低でも233mgを補えるカルシウムが配合されていれば評価するぞ。

その他栄養素(ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、マグネシウム、亜鉛)

葉酸や鉄に比べると優先度は低いですが、これらも大切な栄養素です。

葉酸を効率的に体内に摂取するためにビタミンB6や、ビタミンCの摂取も欠かせません。それぞれの栄養素には相互作用があり、それぞれの栄養素が協力しあって吸収率を上げます。

  • 葉酸:ビタミンB6、ビタミンC
  • 鉄:ビタミンC
  • カルシウム:マグネシウム

このように相互に関係しているため、これらの栄養素も配合された葉酸サプリが必要です。

また、亜鉛に関してはタンパク質の合成を手助けし、たんぱく質は鉄の吸収率を向上させます。

葉酸や鉄、カルシウムはもちろん、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、マグネシウム、亜鉛も配合されているかチェックします。

ビタミンB12とマグネシウムは過不足自体ないが、例え0.1mgでも配合が確認できれば、販売元がこの事実を理解して製品を作っているのがわかる。だから0.1mgでも配合が確認できれば評価するぞ。

2.飲みやすさ

物差しで大きさを測る

各社、飲みすさを追及するために様々なタイプの葉酸サプリを販売しています。その中でも代表的なのが以下2種類です。

  • 固形の粒(一般的)
  • 粉末
  • グミ

稀にドリンクのようなものも販売されているが、コスト面や手軽さから考えると、比較対象にならないのが現状です。

約9割以上は「固形の粒」、あとは「グミ」も一部の会社から販売されています。一部粉末タイプの葉酸サプリも存在します。

グミは甘味料も多く、必要な栄養素がしっかり満たせないので、当サイトでも評価はかなり低くなっています。

また粉末タイプは固形のものよりも消費者に手間がかかる分、ほとんどの販売会社が採用していない状況です。

つまり、葉酸サプリの形状といえば「固形の粒」と認識しておいて間違いありません。

葉酸サプリを飲むといっても長い方で約1年間程度です。一生飲み続けるわけではないので、どのような形状でも問題ないように思えます。

しかし、妊娠するとほとんどの女性が経験する「つわり」が存在します。この時期はサプリメントが大きい、ニオイがダメなどの理由で飲むのが辛い状況に陥る方が多いです。

つわりにもいろいろパターンがあって、

  • ニオイに敏感になる
  • 味に敏感になる
  • 特定のものしか食べれない(食べづわり)
  • ほとんどの食品を受けつけない

人によって様々です。

また、つわりが続く期間も人それぞれです。人によっては妊娠中期以降も続く方もいます。

そんな場合でも毎日葉酸サプリを飲まなくてはいけません。厚生労働省が推奨するのは妊活1ヶ月前から妊娠3ヶ月後なのでつわりを避けれません。

そのため、葉酸サプリの形状は継続して飲む上で大切なチェック項目です。具体的には、

  • ニオイ
  • 粒の大きさ
  • 溶けやすさ

これら4つをチェックします。

当サイトでは実際に「試して、試してわかった葉酸サプリ」しか掲載しておりません。

味やニオイは人によって意見が分かれる部分です。そこで当サイトでは一人の意見ではなく、葉酸サプリびより編集部で試した結果を元に評価しています。

また後に解説する口コミや評判からの情報も参考にしています。

粒の大きさについては、平均値が幅10mm、高さが0.4mm程度です。この基準値はみなさんの近所のドラッグストアに必ず置いてあるネイチャーメイドの葉酸サプリになります。

これを基準にして葉酸サプリの大きさや形状を判断します。

また、形状的にUFOのような楕円形になれば喉のつっかかりも軽減されますが、長方形のものは喉につっかかる可能性が高いです。

最後に溶けやすさですが、これは実際に人間の口に入れた場合を想定して、36℃のお湯に数分間つけて実験しています。

ここでワンポイント日本官能評価学会誌「若年者における口腔内粘膜・口唇・口唇周辺の温冷覚閾値測定の試み」には、口内で温かさや冷たさを感じにくいのは35℃と記載されているので、口内の温度とほぼ同じが35℃だとわかります。少し余裕を見て1℃高めのお湯につけて実験しています。

何もコーティングされていない葉酸サプリの場合は溶けだしてしまいます。つまり、口の中に入れても同じ状況になり、鉄が含まれているので鉄臭い味がします。ザラザラしているサプリもこれに該当します。

これは葉酸サプリの口コミよく書かれる批評に繋がります。

コーティングされている場合は口に入れても溶けだす時間までかなりあるので、全く味もしないので安心です。

コーティングによく使用されるのは「HPMC」「光沢剤」などです。これは安全性も高く、ニオイも同時に抑えてくれます。

このようなコーティングがされているかどうかで、飲みやすさはかなり変化します。もちろん、安全性の高いものでコーティングする場合はそれだけコストがかかります。

飲みやすさをしっかり対策できているか、また消費者の声をうけて改善に向けて開発しているかどうかをチェックします。

3.製造工程の安全性

GMP

製造工程の安全性は葉酸サプリの品質を評価する上で重要です。

葉酸サプリの品質の安全性は厚生省推奨『GMP』で決まる!」でも解説しましたが、サプリメントは常に一定の品質を保ったものでないといけません。

特に葉酸サプリは摂取すべき時期があります。

品質が一定に保てないものは栄養摂取に関しても影響が出る恐れもあります。そこまではさすがにないと思いますが、100%言いきれません。

そこで品質を一定に保つために厚生労働省は「GMP」という品質基準を設けています。

GMPとは、Good Manufacturing Practice(適正 製造規範)の略で、原材料の受け入れから製造、 出荷まで全ての過程において、製品が「安全」 に作られ、「一定の品質」が保たれるようにする ための製造工程管理基準のことです。

GMPは製造するものが守るべき内容として医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令」が定められています。これは法令ですが、準拠しなくても違法というわけではありません。

ただ、法令を守ることは重要です。

GMPを知らないで作業をするということは、道路交通法を知らないで自動車を運転をするようなものです。手間も時間もかかるGMPですが、GMPの考え方に基づいて仕事をすることによって、間違いのない医薬品製造や製品品質の保証にもつながります。また関係する従業員教育も行き届くことにもなります。

また、GMP規格には2種類あります。

上記記事でも詳しく説明していますが、GMPを認定する機関は以下2つです。

  • 日本健康食品規格協会(JIHFS)
  • 日本健康・栄養食品協会

国内で審査を行っているのはこの2つの機関だけです。この2つの協会には違いがあります。

簡単にわかるように比較表にまとめてみました。

協会名 会員数 目的
日本健康食品規格協会(JIHFS) 約50社 厳格にGMPの審査をする
日本健康・栄養食品協会 約700社 健康食品の販売会社にGMPを認知してもらう

日本健康・栄養食品協会の方が会員数も圧倒的に多いです。審査の基準はありますが、GMP自体を健康食品業界に広めようとする意思が感じられます。

一方、日本健康食品規格協会は厳格にGMPを審査し、世に安全・安心なサプリメントを広めようと考えているのでしょう。

GMP(出典:GMPマークを目印に健康食品を選びましょう!)

どちらも安全な健康食品を作るのを目標にしていることに変わりはありません。

実際のところ日本健康食品規格協会(JIHFS)をクリアした健康食品は少ないです。葉酸サプリもほぼ99%は日本健康・栄養食品協会のGMPを対象にしています。

そんな日本健康・栄養食品協会のGMPにもランクがあります。

  • GMP認定工場
  • GMP認定工場製品

GMP認定工場の場合は、工場自体が日本健康・栄養食品協会のGMP審査をクリアした場合に認定されます。つまり、GMP認定工場で葉酸サプリを製造してもらえば、原料や製造、出荷にいたる全過程において、サプリメントが安全に作られ、一定の品質が保たれているようになります。

この場合は工場が認定されていればいいので、葉酸サプリの販売会社が直接GMPとは関わりません。

一方、GMP認定工場製品は商品自体も審査を受けます。その際には会社の履歴事項全部証明書(登記簿)の提出が求められます。また、原材料や成分表示の試験結果も提出しなくてはいけません。

健康食品の会社は資金さえあれば誰でも始められる事業です。サプリメントの製造は外部に委託すればいいだけですから。しかし、実績がない会社は間違いなくGMP認定工場製品をクリアできません。

工場だけの審査だけでなく、製品も審査を受けることによってより安全性の高い製品として認められます。

独自の基準で販売するのではなく、GMPによって第三者機関が品質面をチェックしているので消費者は安心です。

ここでワンポイントさらに審査の厳しい「NSF GMP」が存在します。これはWHO(世界保健機関)の協力機関である「NSF International」という国際的な第三者認証機関の認定した工場になります。日本のGMPよりも審査が厳しく品質や安全性も高くなりますが、なかなか「NSF GMP」をクリアした葉酸サプリにはお目にかかれません。唯一クリアしているのは「プレミン」ただ一つのみです。

NSF GMPやGMP認定工場製品があればなお評価は高いが、最低でもGMP認定工場をクリアしていれば評価するぞ。

4.販売元の信頼性

ドラッグストアで買い物

先ほど少しご説明しましたが、健康食品は資金があれば参入できるジャンルです。

一見、サプリメントを開発するとなると手間がかかり、専門的な会社でないと出来ないようなイメージがありますが、実は非常に参入障壁が低い業界です。

そのため、販売会社の規模が小さい場合は販売元のチェックをしなくてはいけません。

サプリメントアドバイザーの資格を発行する日本サプリメント協会でも、サプリを判断する基準の中に「企業の信頼性」を入れておる。

実際に当サイトの編集部は様々なサプリメントの実態を調査するために、直接販売会社に問い合わせたりすることも多いです。

しかし、健康食品を販売する前に社会人としての基本的な対応すら出来ていない会社も一部存在します。女性や赤ちゃんの健康を考えるのではなく、どれだけの収益を得られるかを基準に対応しています。

このような会社から販売されている葉酸サプリの品質が良いわけがありません。

様々な葉酸サプリの品質や対応をチェックしてきましたが、そこでわかったのは「品質の良い=企業の信頼性が高い」に繋がることでした。

当サイトでは販売元の信頼性を図るために主に以下の項目をチェックしています。

  • 企業理念
  • 会社概要(資本金や規模)
  • 販売実績
  • 代表者の人格
  • サービスの対応

これらの項目をチェックします。

正直なところ、企業のHPはいくらでも良いように作れます。でも会社概要や実績、そして代表者が表に出ている場合は簡単に変えることができません。

さらに、実際に販売元に問い合わせし、サービスの対応も確認します。万が一、「商品に不具合があったのに対応してくれない…」なんて事態を防ぐためでもあります。

企業として利益を確保することは重要ですが、まずは消費者の立場になって販売している会社かどうか、販売元の信頼性を厳しくチェックします。

5.価格(コスパ)

価格とコスパ

葉酸サプリは毎日飲むサプリメントです。妊活から授乳期まで続けるとなると約1年以上は継続しなくてはいけません。

子供の出産にはお金がかかります。出産費用、ベビーカー、だっこ紐、おむつなど、細かいものまで挙げるとキリがありません。

また、出産までは働くこともできません。育児休暇ならお給料も貰えますが、従来通りの満額貰える企業はほとんどありません。そのため、この時期は出産に向けてお金を貯める大切な時期でもあります。

でも高価な葉酸サプリの方が栄養価も高そうだし、安全なんじゃないの?

実はそうとも限りません。

CMや広告をたくさん宣伝している企業はそれだけ広告費がかかってきます。それを葉酸サプリメントに上乗せしてこそ利益になります。

つまり、葉酸サプリの品質とは関係のない部分で単価が上がっているのです。

これも一例になるので全て当てが当てはまるわけではありません。ただ、単価が高いことが品質に繋がるかどうかはわからないのです。

では安価な葉酸サプリがいいのか。

これも安すぎる葉酸サプリは品質を疑わなくてはいけません。たいていの場合、必要以上に安いサプリメントは栄養価が極端に少ない場合が見受けられます。

例えば、葉酸が200μgしか摂れないといったサプリメントです。このような葉酸サプリは論外です。

厚生労働省が推奨する葉酸の摂取量が満たせるのが、”葉酸サプリ”としての大前提です。栄養素が摂取でき、安すぎず高すぎない葉酸サプリがおすすめです。

以下を目安にして葉酸サプリの価格を選んでください。

  1. 合成型葉酸配合(400μg)&マルチビタミン(B6・B12・C)&ミネラル(鉄・亜鉛)=約3,000~4,000円
  2. ①+妊活成分or高価な天然型葉酸=約5,000~6,000円前後

良質な葉酸サプリの多くは約3,000円~4,000円。そこに妊活成分とか天然型のものをプラスすると約5,000~6,000円前後になるのじゃ。

6.口コミ&評判

口コミと評判

今はすぐネットから実際に購入した方の口コミや評判を確認することができます。わざわざPCから見なくてもスマホから見れば手軽です。

しかし、安易に目の前にある情報を信用してはいけません。なぜなら、ステマやライバル会社が書き込んだ内容かもしれないからです。

ステルスマーケティングとは
いわゆるステルスマーケティングとは,「消費者に宣伝と気づかれないようにされる宣伝行為」を指す。

実際にとある芸能人がステマをやって大問題になりました。

以前、業者が飲食店などから報酬をもらって口コミサイトに好意的な記事を書いていた可能性が指摘されたことや、芸能人のブログによる問題が指摘されてから、ネット上では、特にステマに対する評価は厳しくなってきてはいるが、ステマの可能性が疑われる芸能人のブログは、ほかにもまだ存在すると指摘する声もある。

このように問題視されるようになったので、ステマも現在は巧妙なものに変わってきています。完全に見破るのは非常に難しいと考えられます。

様々な情報がネットに溢れかえっていますが、個人で運営しているブログで書かれる他人の口コミや評判はほぼ99%ステマです。

なぜなら、どこにもその口コミの元になる情報が書かれていないからです。

口コミ

これは当サイトで紹介している採点している葉酸サプリの口コミですが、引用元がamazonになっています。これは実際にamazonに書き込まれた内容です。

これがライバル会社のものかどうかは判断が難しい部分ですが、少なくとも購入していない方が勝手に書いた内容ではありません。もちろん、amazonは購入しないと口コミを投稿できません。

大手の通販サイトや口コミサイトには、口コミが外部から投稿できるように専用のページが設けられています。当サイトにも口コミページを設けて、実際に購入された方の意見が日々書き込まれています。

注意してね!明らかに悪戯で書かれた口コミに対しては運営側で掲載を見送っています。

また、SNSにもたくさん投稿があります。芸能人はSNSを使って情報をアップしている方がほとんどで、葉酸サプリもよく紹介されています。

もちろんSNSの情報もステマがあるので、それらを精査した上で当サイトに掲載しています。

さらに、当サイトでは口コミや評判を判断する上で、参考にすべきサイトを限定しています。

口コミや評判も商品を判断する上で一つの材料になりますが、信用しすぎるのは問題があります。

そのため、当サイトの6つの評価基準の中で重要性が最も低いと判断し、優先順位が低い場所に口コミの項目を置いています。

冒頭から説明してきた5つの項目を判断し、その上で口コミも参考にしながら葉酸サプリを選択しましょう。

あくまで口コミや評判はサブ的な判断基準として考えておくのじゃ。品質や安全性なくして葉酸サプリを選ぶのは絶対にやめるのじゃ。

まとめ

以上、サプリ専門家の「サプリメントアドバイザー」が葉酸サプリを判断する上で用いる「6つの評価基準」を紹介しました。

これら6項目を前提に置いた上で、葉酸サプリを選んで頂ければ失敗することはなくなるでしょう。

確かにこれなら失敗しなさそうだけど、選ぶまで大変そう…

もちろん、6項目をすべてを個人で調査するのは大変ですし、費用も莫大にかかります。

原材料や成分を判断する世界基準のナチュラル・メディシンデータベースは年間数万円かかる有料情報サイトです。葉酸サプリを選ぶためにわざわざ個人で所有している人なんていないでしょう。

そこで、そんなあなたの代わりにサプリメントアドバイザーの資格をもつ私を含め、当サイト編集部が現在販売されている葉酸サプリを、上記6つの評価基準を用いて厳しくチェックしました。

それぞれ個人によって重視するポイントも違い、選ぶ基準も異なります。それを踏まえた上で、選択肢が広がるように以下に葉酸サプリをまとめました。

葉酸博士の辛口評価一覧

【専門家監修】葉酸サプリ辛口採点(2018)全評価を一挙公開!

[hakase1] この記事はサプリ専門家の日本ニュートリション協会公認「……

葉酸サプリは市販、通販問わず数十種類販売があります。でも上記ページを見て頂ければ、すべての商品の評価が一目瞭然でわかります。

サプリ専門家&編集部が実際に使って試し、厳しく採点した結果なので、これを参考に選んでいただければ良質な葉酸サプリが簡単に見つかります。

葉酸サプリは赤ちゃんや母体の健康のために必ず飲んでほしい、厚生労働省が推奨るサプリメントです。これを機に葉酸サプリの重要性や選び方を知って頂き、元気な赤ちゃんが無事出産できるように編集部一同祈っております。

もし万が一、上記ページでは判断できないと感じられた方は、すべての葉酸サプリの中から厳選5商品をランキング形式で選びました。

常に評価は更新し、ランキングも変動しています。現時点で最も優秀な葉酸サプリがわかる、まさに初心者ガイドの決定版です。

失敗しない葉酸サプリの選び方完全ガイド【2018年最新ランキング】

サプリメントのプロ(日本ニュートリション協会公認「サプリメントア……

どの葉酸サプリを購入すればいいのか迷っている方は参考にしてください。

この記事の監修担当

日本ニュートリション協会公認「サプリメントアドバイザー」

葉酸博士