最近体がだるい、すぐに疲れる、眠たいと思っていたら、実は妊娠していた。なんて話はよくあります。

これらは妊娠したときに現れる症状なんですが知っていたでしょうか。妊娠超初期に現れる症状はこの他にもたくさんあります。

妊娠を希望している方にとって妊娠超初期は気になることがたくさんあるはずです。そこで今回は妊娠超初期に現れる症状や葉酸の必要性について解説します。

妊娠超初期とはいつのこと?兆候はいつ頃から?

妊娠超初期とは医学的な言葉ではありません。そのため、基本的に病院などで「妊娠超初期ですね」といったことを言われることはほとんどありません。

なぜ、使われないのかというと妊娠初期の期間である0週~15週に、妊娠超初期が含まれているからです。

妊娠超初期の期間は0週~15週の内の0週~4週を指します。つまり、0週~4週は妊娠初期であり、妊娠超初期でもあるということになります。

妊娠超初期の0週はまだ受精していないので、この時点ではまだ妊娠の兆候に気づける人はほとんどいません。

だいたい2週あたりで排卵が始まるといわれ、それから受精し、細胞分裂をくり返しながら時間をかけて子宮へ移動していきます。

それからまた子宮内で時間をかけて着床します。着床する頃には妊娠3週に入っているほとんどがです。

子宮へ移動して着床するときに傷つけてしまい出血することがあります。これを「着床出血」といいます。

着床出血を生理が始まったと勘違いする人が多く、また似たような症状が多いことので気づくことができた人は1~2%ほどだといわれるほど気づきにくいのです。そのため、少しでも出血に違和感があれば疑いましょう。

まだ妊娠していないころも妊娠超初期になるんだね!

そうじゃ。妊娠超初期の半分は妊娠していない期間じゃから、妊娠していることに気づくのが難しいのじゃ。

妊娠の兆候はいつ頃あらわれるのか

妊娠の兆候が現れるのは赤ちゃんの体が形成されていくときです。妊娠2週を過ぎたあたりで受精が成立し、心臓や血管などの器官などが形成されていきます。

赤ちゃんの心拍などが確認されたころに妊娠の兆候が現れるのがほとんどで、およそ妊娠5週目を過ぎたころになります。そのため、妊娠超初期に気づける人は少ないです。

このことから妊娠の兆候が現れるのは一般的に「妊娠5週」を過ぎたあたりから現れることがほとんどです。たまに早い人だと「妊娠3週」を過ぎたあたりで気づきます。

ここでワンポイント3週目を過ぎた段階で体の形成のためにホルモンが変化します。この変化のときに普段とは違うことに気づき、妊娠だとわかるそうです。

妊娠超初期(妊娠初期)に起きる10の症状・体の変化

妊娠超初期といっても妊娠初期の中の期間なので、妊娠初期に起きる体の変化と違いはそこまでありません。

これから書いていく体の変化は妊娠超初期だけではなく、妊娠初期にも当てはまります。いくつか当てはまったら妊娠していることを疑ったほうがいいでしょう。

  • 吐き気もしくは嘔吐
  • ニオイに敏感になる
  • 食欲不振
  • 強い眠気に襲われる
  • 心身ともに疲れる
  • 今まで平気だった階段などがしんどくなる
  • 味覚や嗅覚が変化して好みが変わる
  • イライラする
  • 食欲がなくなる
  • 便秘

妊娠初期の症状は上記以外にもたくさんの症状があります。ここで紹介しているのはその中でもとくに多い10個の症状です。

妊娠初期のマイナートラブルによる妊婦の日常生活上の苦労・困難さに関する実態調査」によると、この中でも特に吐き気、ニオイに敏感になる、食欲がなくなるの3つは多くなっています。

この3つは70%以上の人が妊娠初期に経験している症状です。吐き気に関しては群を抜いて多く、89.5%の人が経験していると報告されているのです。

ただ、吐き気は人によって程度が違いますし、他の病気の症状にも吐き気はあります。なので、吐き気以外にも症状はないか大変ですが考えてみましょう。

少しの異変でも感じたら一度病院で診てもらうことをおすすめします。症状が軽い程度だと行きづらさはありますが、それでも早めに気づくのと気づかないのでは大きく違います。

早めに気づくことができれば、病気の予防や栄養などの対策を摂ることもできますし、何よりも心の準備ができるといった大きなメリットになるのです。

心の準備ができていないと不安や心配、悩みなどが溜まってストレスになってしまいます。ストレスは赤ちゃんに悪影響なので、できるだけ早く妊娠に気づくことが大切です。

早く気づいて心の準備はしておきたいね!

早く気づくためにも異変を感じたら病院で診てもらうようにするのじゃぞ。

妊娠超初期に気づけた方へ

上記の症状や、早期妊娠検査薬を使って妊娠超初期に気づくことができる人もいるでしょう。

妊娠していることに気づけたら「生活習慣の見直し」をしましょう。お酒やタバコの量を減らしたり、運動や睡眠、食事バランスの改善が大切です。

生活習慣を改善しないままでいると「流産」「胎盤早期剥離」「つわりの悪化」など赤ちゃんに影響を及ぼす可能性がでてきます。

もし、何かの病気で薬を服用している場合は一度医師に相談をしてください。抗てんかん剤などを相談しないまま薬を飲んでいると副作用によって、赤ちゃんに先天異常が起きるかもしれません。

先天異常は薬の副作用だけでなく、感染症や母体の病気、食品が原因の場合もあります。そのため、生活習慣を見直して、病気に対しての免疫力、食事に気をつけることが大切です。

妊娠超初期を含んだ妊娠初期は心臓や血管、手足など臓器や体を形成していくのに大切な時期です。この時期に生活習慣が乱れていると、形成に影響を及ぼすかもしれません。

「まだ赤ちゃんは大きくないだろうし、お酒ぐらい良いか」と考えたくなるかもしれませんが、この時期は流産になる可能性もあるのでとても大切です。

ここでワンポイントいきなりで大変だと思いますが生活習慣を改善していきましょう。一気に改善しなくてもゆっくりと無理なく改善することが大切です。

妊娠超初期に摂るべき栄養素は「葉酸」

たんぱく質に欠かせない核酸…それを作る”葉酸”はもっと重要だった!

妊娠超初期は「葉酸」を摂取することが大切です。葉酸を摂取することで先天異常の一つ「神経管閉鎖障害」のリスクを低減することができます。

神経管閉鎖障害とは脳や脊髄のもとになる細胞の集合体である神経管が途中で閉鎖され、脳もしくは脊髄が未発達になる病気で、葉酸の不足が原因だと考えられています。

脳に近い神経管が閉鎖された場合は「無脳症」と呼ばれ、脊髄が閉鎖された場合は「二分脊椎症」と呼ばれます。二分脊椎症は出産することがでいますが、無脳症だとほとんどが死産となってしまいます。

命にも関わる神経管閉鎖障害のリスク低減のために葉酸の摂取が推奨されています。実際に厚生労働省からも葉酸を摂取することを発表しています。(参照:厚生労働省「神経管閉鎖障害について」)

厚生労働省は妊娠を計画した段階から摂取することを推奨しています。なぜ、計画の早い段階から摂取するのかというと「神経管が形成されるのが妊娠4週頃」だからです。

妊娠4週頃はほとんどの人が妊娠に気づくことができないため、気づく頃に葉酸を摂取しても神経管閉鎖障害のリスクを低減できません。そのため、妊娠を計画している段階から摂取することを推奨しているのです。

ここでワンポイントちなみに葉酸は細胞の修復や赤ちゃんの発育を促す、造血作用など妊娠中に必要な働きがあるので、摂取するのは妊娠初期に限った話ではありません。

効率よく葉酸を摂取する方法

葉酸を効率よく摂取するためには「葉酸サプリ」がおすすめです。厚生労働省も葉酸サプリを含めた健康食品から葉酸を摂取することを推奨しています。

葉酸はホウレンソウやブロッコリー、モロヘイヤなどの緑黄色野菜に含まれているのですが、その性質上、食品から吸収することが大変難しくなっています。

葉酸は水溶性ビタミンの一種で、水に溶けやすく熱と光に弱くなっています。そのため、煮るや焼く、洗うなどの調理工程の段階で半分以上は壊れてしまっているのです。

また、体内に入ったとしても一度吸収しやすいように分解する必要があり、その分解の時にさらに半分失ってしまいます。

そのため、食品から吸収するとなると半分以上は失ってしまうので、たくさんの量を食べないといけません。しかし、それはつわりで難しい場合や肥満になる危険性からおすすめしません。

葉酸サプリなら加熱や水洗いの必要がなく、体内に入っても吸収されやすいようになっているので、ほとんど失わず吸収することができます。

ただし、簡単に吸収することができる分、過剰摂取という危険性はあるので必ずその商品の用法用量を守るようにしましょう。

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葉酸サプリで摂ったほうが良いんだね。

そうじゃ。食品からも摂るのも良いが、食べる量が多くなってしまうからサプリから摂るといいぞ。

妊娠初期のつわり軽減に葉酸サプリはおすすめ

葉酸サプリは赤ちゃんの発育以外にも、妊娠初期に多くの人が苦しめられるつわりの軽減にも期待できます。

つわりは妊娠5週~6週頃に起きる症状で基本的には妊娠週数が進んで早い人だと12週頃、遅い人でも16週頃には治ります。

つわりの具体的な原因は分かっていませんが、ホルモンバランスの変化またはストレスが原因だと言われています。

そんなつわりの軽減に葉酸サプリは有効だと考えられています。正確には葉酸サプリに含まれる「ビタミンB6」が良いと言われています。

葉酸もつわりの軽減に良いとされているのですが、日本の研究結果は見つかりませんでした。

ビタミンB6は自律神経などを正常化させる働きがあり、これがストレスによって乱れた自律神経を改善し、つわりを軽減できると考えられています。

実際にアメリカの産科婦人科学会では、妊娠中のつわりと嘔吐の治療に対してビタミンB6を摂取する治療法を推奨しています。

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ここでワンポイントビタミンB6は赤ちゃんの脳や免疫力の発達に関係しているとも言われているので、どちらにせよ摂取することをおすすめします。

まとめ

妊娠超初期は妊娠0週~4週のことを指しますが、医学的言葉には存在せず、妊娠初期として扱われます。着床による妊娠成立が3週頃になるため、半分以上の期間が妊娠していません。

妊娠の兆候が現れるのも5週頃を過ぎてがほとんどのため、妊娠超初期を気づかない人はたくさんいます。まれに妊娠3週頃に異変に気づく人もいます。

気づきにくい妊娠超初期ですが、この時期から葉酸を摂ることが大切です。妊娠超初期から摂り始めることで神経管閉鎖障害のリスク低減に期待できます。

妊娠超初期になったから葉酸を摂るのは難しいと思うので妊活、もしくは妊娠したかもと思ったら摂るようにしましょう。

葉酸を摂るならサプリがおすすめです。サプリなら吸収率が良く、飲みやすいのでつわりがあっても飲めるはずです。ただ、過剰摂取には注意してください。

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  • 妊娠超初期は0週~4週を指す
  • 妊娠の兆候が現れるのは5週を過ぎたころ。早い人だと3週頃にも
  • 妊娠超初期から葉酸を摂取することで神経管閉鎖障害のリスク低減に期待ができる
  • 葉酸を摂るのは食品からだと難しいのでサプリから摂る
  • サプリは効率よく摂取できるが過剰摂取には気をつける