この記事の監修担当
日本ニュートリション協会公認「サプリメントアドバイザー」
葉酸博士
この記事はサプリメント専門家が監修し、産後(授乳期)におすすめの葉酸サプリを紹介します。
妊娠中の葉酸サプリの重要性を知っている方は多いですが、産後の授乳中にも葉酸含め、それ以外の栄養素の推奨摂取量が増える事実を知る方は少ないです。授乳中の栄養摂取はそのまま母乳に含まれ赤ちゃんに直接届きます。
そこでこの記事では、産後の授乳中も安心して飲める葉酸サプリを厳選しました。
妊娠中に飲んでいた葉酸サプリではこの時期の栄養素をカバーできません。記事を参考にして頂き、この時期に合った葉酸サプリを購入してください。
【早見表】産後(授乳期)におすすめ葉酸サプリランキング
1位 | プレミンママ | 詳しくはこちら↓ |
---|---|---|
2位 | ママオメガ | 詳しくはこちら↓ |
3位 | ノコア | 詳しくはこちら↓ |
産後(授乳期)は5つの栄養素を摂取しよう
産後(授乳期)のママが積極的に摂取したい栄養素は5つあります。
- ビタミン類(葉酸・ビタミンAなど)
- カルシウム
- 鉄
これらの栄養素が母乳育児の際には重要になります。
それではなぜ、これらの栄養素が産後(授乳期)に必要なのか、そして葉酸サプリから摂取すべき理由を解説していきます。
1.ビタミン類(葉酸・ビタミンAなど)
母乳育児の際に必要なビタミン類は複数ありますが、まず重要なのは「葉酸」です。ちなみに葉酸はビタミンB群の一種です。
妊活から妊娠初期に最大の付加量が設定されている「葉酸」ですが、産後(授乳期)の過不足はそこまで深刻ではありません。
(出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準」)
授乳婦(付加量)を見ると、通常の食事摂取240μgに加えて付加量が+100μg設定されています。つまり、20から40代の推奨摂取量は「340μg」になります。
産後(授乳期)は妊活や妊娠初期と違い、葉酸サプリメントからの摂取が必須ではありません。食事摂取で補えるならそれで十分です。
ただ、20から40代の女性が毎日摂取している量を比較すると、なかなか食事だけの摂取では難しいかもしれません。
年齢 | 推奨量(μg) | 平均摂取量(μg) | 過不足(μg) |
---|---|---|---|
20-29歳 | 240+100 | 229 | 111 |
30-39歳 | 240+100 | 240 | 100 |
葉酸は母乳を作るために必要な栄養素です。赤ちゃんに送る栄養はママの体でつくられるため、ママの健康状態がそのままダイレクトに影響します。
しかしながら、産後すぐのママさんは様々な要因で体調を崩しやすくなります。特に産後1ヶ月は以下が必ずついてきます。
- 出産による体力低下
- 夜泣きによる睡眠不足
- 慣れない育児による疲労・ストレス
個人差はありますが、この状態で栄養満点な母乳を作るのは困難だと思われます。
確かに夜泣きとか、赤ちゃんのお世話で自分のことは二の次かも・・・。何より寝不足がやばい。。。
だからこそ葉酸サプリから摂取すれば問題なく不足分を補えます。
また、ビタミンAも授乳期に不足しがちな栄養素の一つです。
(出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準」)
このように付加量が設定されているのがわかります。
ビタミンAはレバーやうなぎなどに、脂溶性のビタミンA(レチノール)に豊富に含まれています。鶏レバーだと100gで14,000μgREも摂れます。
20代から40代の産後(授乳婦)の必要摂取量が1125μgREなので、余裕でカバーできます。ただ、摂取量を見てもわかるとおり、脂溶性のビタミンA(レチノール)は過剰摂取が心配です。
そこで、授乳期に特化した葉酸サプリなら必要量だけ満たせるように適量が配合されているので、過剰摂取の心配もありません。
過剰摂取の心配もなく、少しでも母親の負担が軽減できるように葉酸サプリをうまく利用しましょう。
2.カルシウム
実は母乳100gのうち約26mg程度がミネラルで構成されているとわかっています。
また、授乳期は一生のうちで最もカルシウムを失いやすい時期だと言われています。
食事摂取基準に授乳期のカルシウム付加量が設定されていないのが不思議なくらいこの時期はカルシウム不足に陥ります。
授乳期にカルシウム不足になると、様々な影響が出てきます。
- 赤ちゃんの発達
- 母乳の質が悪くなる
- 母親の骨密度低下
そうなんだ…。じゃあどうやって補えばいいの?
言うまでもなくサプリからの摂取を推奨します。その理由は葉酸と同じです。
産後すぐは満足に食事を取れない可能性が高いです。その中で自分の健康面と、赤ちゃんの健康を考えるならサプリメントに頼るのが無難です。
3.鉄
母乳は乳房の中の毛細血管に取り込まれた血液から作られます。みなさんも血液といえばご存知だと思いますが、「鉄」から生成されています。
当然ながら、母乳生成のために大量の鉄が必要となります。もし鉄不足だと良い母乳が生成されず、赤ちゃんに十分な鉄が届きません。
もともと女性は慢性的に鉄不足だといわれています。
葉酸やビタミンAなどのビタミン類、そしてカルシウムに加えて、鉄も母乳育児に重要な栄養素です。
ただ、普段から不足しがちな栄養素を産後の授乳期に積極的に摂取できる母親はごく一部なのが現実です。バランスよくすべての栄養素を摂るのはそれだけ難しいことなのです。
だからこそ、産後の授乳期向けの葉酸サプリが存在するのです。
授乳期(産後)におすすめの葉酸サプリを選ぶ基準
ここまでの内容をまとめると、産後(授乳期)におすすめする葉酸サプリとは以下の栄養素を満たした葉酸サプリを選ぶのが最適です。
- ビタミン類(葉酸・ビタミンAなど)
- カルシウム
- 鉄
妊活・妊娠中と違いそこまで重要視されていない授乳期の栄養摂取の重要性。しかし、ビタミン類はじめカルシウムや鉄など、赤ちゃんの健康に直接影響する恐れもあります。
栄養 | 目的 |
---|---|
葉酸 | 母乳の栄養バランス&母体の回復 |
ビタミンA | 母乳の栄養バランス |
鉄 | 母乳の栄養バランス&貧血対策 |
カルシウム | 母乳の栄養バランス&母体の回復 |
ビタミンD | ビタミンD不足による”くる病”対策 |
厚生労働省も授乳中の付加量を設け、母子ともに健康に過ごせるように目標値を決めています。(参照:「妊婦・授乳婦」厚生労働省)
妊活から栄養摂取を注意してきたと思いますが、この産後の授乳期を終えると葉酸サプリの役目は終了します。
厚生労働省の調査「授乳編」によると「母乳で育てたい」と答えた女性はなんと96.0%でした。
母乳育児に積極的な方が多いからこそ、その母乳が赤ちゃんの栄養素のすべてだとしっかり認識しておきましょう。
出産後も、母乳を通してお母さんと赤ちゃんはつながっています。お母さんの摂った栄養が今度は母乳を通して赤ちゃんに届くのです。また、お母さんの体を元に戻すためにもバランスのよい食事が大事です。
以上の条件を前提とし、葉酸サプリの正しい選び方で解説している5つの条件に加えた上で、サプリメントアドバイザーが産後の授乳期に最適な葉酸サプリを厳選しました。
厚生労働省が推奨するサプリメントの専門家がサプリメントアドバイザーです。
ぜひ産後の授乳期に最適な葉酸サプリ選びに役立ててください。
産後(授乳期)におすすめ葉酸サプリランキング
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1位プレミンママ
産後の授乳中に必要な栄養を全てクリアした葉酸サプリ
通常購入:4,580円
定期購入:3,580円飲む時期:産後(授乳期)
- 産後の授乳期に必要な栄養成分の推奨量クリア
- 葉酸やビタミンA、ビタミンDも過不足なく配合
- 定期購入の回数縛りもなく手軽に試せる
-
2位ママオメガ
産婦人科×管理栄養士監修!中期以降も対応の葉酸サプリ
通常購入:7,500円
定期購入:1,950円飲む時期:産後(授乳期)
- オメガ3(DHA&EPA)&葉酸は480μg配合
- ビタミン類の配合は少ない
- 粒が小さく飲みやすさ抜群
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3位NOCOR(ノコア)
DHA配合の葉酸サプリの代表格!
通常購入:6,980円
定期購入:3,980円飲む時期:産後(授乳期)
- DHAの含有量が多い
- 葉酸400μg&含有量は不明だがビタミンA配合
- 10日以内の返金保証付き
まとめ
あなたにぴったり合った産後(授乳期)の葉酸サプリは見つかりましたか?
もしかすると、
- ランキングの商品は試したけど合わなかった…
- 苦手なタイプの葉酸サプリだった…
このような場合もあるかと思われます。それぞれ個人差があるので、いきなりぴったり合ったものが見つかる可能性は100%ではありません。
ただ、産後(授乳期)に必要不可欠な栄養素をすべてカバーしているものは現状、プレミンママ一択になります。
悪阻(つわり)中とは違い、よほどサプリメントや薬嫌いの方でない限り飲めないことはないでしょう。
もし迷っているならまずはプレミンママをおすすめします。
葉酸サプリが役目を終える最後の時期が産後の授乳期です。母乳育児に必要な栄養素がしっかり満たせるものを選んでください。プレミンママがどうしても無理な場合は2位、3位の商品も選択肢に入れて選んでみましょう。