妊活をするなら運動不足を解消しよう！おすすめの運動法を解説！

妊活中は運動しても大丈夫？

健やかな身体を作るためには、やはり運動というのは欠かせません。身体をほぐし筋力をつけることは、身体のコンディションをより良い状態に整えることになるので、大きなプラスになります。

妊活における運動というのは妊娠の可能性について非常にためになるものですから、積極的に取り組んでいくべきと言えるでしょう。

妊娠しやすい身体作りにおいては、激しい運動というのは必要ありません。一般的なトレーニングなどよりも運動強度を下げた、優しい運動で充分ですから、積極的に取り組んでいきましょう。

毎日のちょっとした積み重ねが、健やかな妊娠・出産に繋がっていきます。

妊活中にめざしたい体作り

日常生活においては仕事や日々の生活が忙しくてなかなか運動に取り組めていないという人も多いことでしょう。しかしこういった運動不足というのは、身体の機能をどんどん衰えさせていく一因となります。

妊活においては少しでも身体のコンディションを整えて妊娠しやすい状態を作っていく必要がありますから、積極的に運動に取り組んでいかなければなりません。

体力を付けられればそれにこしたことはありませんが、だからといってハードな運動をする必要は無く、家の中で無理なく続けられるような軽い運動でも、妊娠・出産に向けた身体は充分に作っていくことができます。

日々ちょっとした運動をコツコツと続けていくことで、妊娠しやすい身体というのは充分作り上げていくことができます。

妊活中に運動をするメリット

妊活中に運動をすることには様々なメリットがあります。その一つとしてあげられるのが、血流の改善です。身体を動かすことで全身に血を巡らせることができますが、やはり血行促進というのは健やかな身体作りにおいて欠かせないものでもあります。

妊活において冷えは大敵ですが、運動をすることでこれを解消、予防することができるとも言えるでしょう。

また運動をすることで、特にヨガなどを行うとホルモンバランスを整えることができます。ホルモンバランスは妊娠しやすい身体へと調子を整えていく上で非常に重要なポイントとなるものですから、この効果というのは非常に大きいでしょう。

運動は身体のめぐりを整えコンディションをあげてくれると共に、これが直接子宮や卵巣を温めることにも繋がってきます。

子宮や卵巣が冷えていると妊娠する状態が整わず、自ら可能性を下げてしまうことにも繋がりますから、こういった問題を解決していくためにも運動というのは有効です。

妊活中に運動をするデメリット

積極的に運動に取り組み身体を動かしていくことは、妊娠しやすい身体作りを行っていく上でとても大きなメリットを生み出します。

妊活における運動というのは適度に行うことがとても重要です。特に普段運動を全くしないという人の場合はいきなり激しい運動をすることで調子を崩してしまいやすくなりますから、気をつけましょう。

また、あまりにもやらなければという意識を強く持ちすぎると、それが精神的なストレスにもなりかねません。気負いすぎると逆効果となりますから、あくまでも自分のペースで楽しく取り組んでいける程度に留めておきましょう。

妊活中におすすめの運動方法7選

どんな運動でも良いというわけでは無く、妊活中における運動にもやはりおすすめがあります。妊活においては激しいワークアウトに励むよりも、全身をリラックス、血流を改善させ伸び伸びとした状態に整えてくれるような運動が有効です。

そのためにおすすめなのは、ヨガ、ストレッチ、エクササイズ、ウォーキング、自転車、水泳などが挙げられます。これらの7つの運動は妊活においてよく推奨されるものです。

血行促進やホルモンバランスなどを整えるためにもよく、また妊活だけでは無く妊娠中も引き続き取り組んでいけるものも含まれています。妊娠しやすい身体作りにとてもおすすめなので、ぜひチャレンジしてみてください。

ヨガ

ヨガは妊活中はもちろんのこと妊娠中にもマタニティヨガとして推奨されるほど、妊娠には関係が深い運動です。ゆっくりとした動きで全身をしっかり刺激することができ、血行促進、ホルモンバランスを整え、さらに筋力や体力をつけていくこともできるからです。

運動が苦手という人の場合、外に出て身体を動かしたり、またきつい運動をするのは難しい、続かないといったことも多いでしょう。

しかしヨガの場合なら、ジムなどに通って行うことはもちろん、自宅でもいつでも行えますから、非常に取り組みやすいです。思い立った時にその場でぱっと始められますし、5分などのちょっとした時間でもポーズをとって身体を刺激することができます。

ヨガによるメリット

最小限の動きで効率良く身体に刺激を与え、様々な効果を発揮できるのがヨガの最大のメリットです。妊娠しやすい身体作りにおいてはヨガは外すことができない運動とも言えますから、この点についてはよく心得ておきましょう。

また、ヨガは子宮や卵巣を温めるといったことにも繋がってくるため、直接妊娠しやすい身体づくりに励んでいくことができます。子宮や卵巣の機能が冷えなどで低下していれば当然妊娠の確率はぐっと下がってしまいます。

妊娠中は行える運動というのも限られてきますが、ヨガは身体への負担を最小限に抑えて、しっかり負荷をかけていけるものですから非常に有意義に取り組んでいくことができます。

妊活中から励むことで出産まで長く続けていける運動なので、進んで取り組んでいけるようにしましょう。

ストレッチ

ストレッチは凝り固まったからだをほぐすのに最適です。運動不足や緊張した状態というのは身体にとってストレスで、血流も悪くなることから良い影響はありません。

ぐっと身体を伸ばすことでリラックスさせ、心身共に健やかな状態へと導いてくれますから、鈍った筋肉をリフレッシュさせるのには最適でしょう。

ストレッチを行うことで血流が改善されるので、これは冷えにも効果的です。冷えは妊活の大敵であり、ストレッチはこれを行うだけで滞っためぐりを改善させることができますから、妊娠の可能性を上げるために大きなプラスとなります。

ストレッチは脚や背筋を伸ばすといった簡単なことから始められるものなので、運動が苦手という人でも気軽に取り組むことができるでしょう。

骨盤の位置を矯正するようなストレッチを行うだけでも妊娠しやすい身体づくりには有効ですから、気軽にチャレンジしてみてください。

身体が温まっているお風呂の後などに行うと一層効果的です。1日10分程度でも毎日続ければ充分効果があるので、コツコツ取り組んでいきましょう。

エクササイズ

エクササイズは全身を動かすことで、積極的に身体全体の血流やコリを改善していくことができる運動です。

妊活に向いている運動は様々なものがありますが、なかでも最も激しい運動がエクササイズになるので、どうせなら思い切り身体を動かしたいという人はチャレンジしてみると良いでしょう。

また、身体を動かすのが趣味という人の場合はストレッチやヨガなどでは物足りないでしょうから、やはりエクササイズをするのがおすすめです。

エクササイズによるメリット

エクササイズは運動量が多いため、これを行うことで基礎体力を上げていくこともできます。体力が無い人の場合は身体の機能も衰えて妊娠しにくい身体となっていることも多いですから、そういった問題を解消するためにこの運動は役立てていくことができるでしょう。

妊娠しやすい身体づくりにおいて、エクササイズはスタミナ作りに最適ですし、全身を動かすことで血流やリンパの流れも改善されていきます。

何よりも思い切り身体を動かすことで精神的にリフレッシュすることができ、ストレス発散になるといったメリットもあります。

ウォーキング

何の道具もいらず、また誰でもすぐに始められる運動なので、妊活のために運動を始めるというのであれば、まずはウォーキングからスタートしてみるのもおすすめです。

歩くことで特に下半身の血流が良くなりますし、血行が良くなることでホルモンの分泌も正常に整うことから、妊娠しやすい身体作りには非常に効果的と言えるでしょう。

また、ウォーキングは快感を与えるホルモンの分泌を促すことからストレス発散にも繋がります。身体だけでなく気持ちのリフレッシュにもなるため、心身共により良い影響を与えてくれる運動となってくれるでしょう。

ウォーキングのメリット

ウォーキングは一度スタートさせると途中で止めることができない運動でもあるため、ストレッチやヨガなど家でできるものだとすぐ断念してしまうといった人にもおすすめです。

コースを決めて家を出てしまえばその通りに歩いて帰ってくるしかありませんので、途中でサボれてしまう運動では続かないという人にぴったりです。

特に早朝のウォーキングは空気も澄んでいて気持ちが良いですし、身体を目覚めさせることで1日のスタートを気持ちよく切ることができます。朝何となく調子が出ないという人の場合には特に良い効果をもたらしてくれるでしょう。

自転車

妊娠しやすい身体づくりのための運動として自転車を挙げると、あまりピンとこない人もいるかもしれません。しかし自転車というのは非常にエネルギーを使う運動なので、これを毎日行うことで基礎体力をグッと上げていくことができます。

自転車を利用して妊娠しやすい身体作りを目指していく場合には、でこぼこ道を積極的に走ることをおすすめします。

自転車ででこぼこ道を走ると子宮に刺激を与えることができ、それによって子宮が温まる、血流が良くなる、子宮内膜が熱くなり着床力が上がる、妊娠の可能性を高めていけるといった図式を作ることができます。

毎日の運動として自転車を取り入れていくのであれば、通勤や買い物に出かける時にこれを利用するというのが一番です。わざわざ時間を作らなくとも日常の中に当たり前に組み込んでいけるようになりますから、効率が良いでしょう。

移動手段として自転車を利用すると基礎体力アップと妊活の両面で良い結果がもたらされるので、ぜひ積極的に取り組んでみてください。また、ただ乗るだけでは無く、砂利道などのでこぼこ道を少し意識して走ることをおすすめします。

水泳(温水プール)

温水プールでの水泳というのは、身体を冷やすことなく、少ない運動で身体に大きく負荷をかけることができるため、基礎体力作りや筋力アップの効果を得ることができます。

妊活や妊娠しやすい身体づくりにおいてこれらのことはとても重要なものなので、少しちゃんとした運動を行ってみたいという場合には、温水プールに通ってみるのも良い方法でしょう。

温水とはいえ、プールは体温よりも低い温度に設定されているため、ここで泳ぐことで身体は体温を奪われないよう防衛反応を起こします。

温水プールでの水泳はジムに通わなければできないものですが、逆にジムに入会をしてしまえば予定を決めて取り組まなければならないため、継続して取り組んでいけるようになるでしょう。

妊活を差し引いても水泳というのは健康に良い習慣となってくれるので、運動不足解消のためにチャレンジしてみることをおすすめします。気分のリフレッシュにもなり、心身共に良い影響をもたらしてくれるでしょう。

ジムまで通ってやる方が効果的？

妊活のための運動というのは、継続して行っていかなければ意味がありません。普段運動をしない人の場合はこの続けるという点で苦労を強いられることにもなりますが、そうなると選択肢として挙がってくるのが、ジム通いです。

運動をするのであればやはりジムに通った方が、より効率良く、本格的に行えるでしょう。しかしだからといって必ずしもジム通いをしなければならないかといえば決してそんなことはありません。

妊娠しやすい身体作りに必要なのは、激しい運動ではありません。毎日こつこつと続けられるのであれば、自宅でのヨガやストレッチでも十分に効果を発揮できますから、運動の内容としては、それほど本格的に取り組む必要というのは無いのです。

もちろんジムに通った方が効果はでやすいかもしれませんが、自分で続けられるのであればお金と都合をつけて通う必要も無いので、自らの力で励んでいって問題はありません。

運動が続かない方におすすめの運動方法

妊活として運動に励んでいきたいとは思っても、どうしても続かないという人はもちろんいることでしょう。飽きっぽくて習慣づかない、忙しくて時間が無い、やる気がなくて続かないなど、理由は人それぞれです。

そういった人の場合には、日常生活の行動の中に運動を組み込んでいくのがおすすめです。わざわざ時間を設けるのでは無く、なにかのついでにながら運動をする習慣をつけると上手く続けていきやすいです。

妊娠しやすい身体作りのためにぜひ実践してみてください。運動というのはいかに習慣づけるかがとても大切になってくるため、続けやすい方法を探していきましょう。

ながら運動

日常生活の中で行えるながら運動というのは様々なものがあります。例えば家事であれば雑巾がけで取り入れていくのがおすすめです。

窓や床を拭く場合にできるだけ全身を使って大きな動きで拭くなどすると、意外と体力を使います。特に上半身は全体の筋肉を動かせるでしょう。

また、洗いもので立っている時に太腿の内側にバランスボールを挟んでいる、などといった方法をとったりするのも有効です。

朝起きた時に手足を思い切り外に伸ばしてその後に脱力する、お風呂で湯船に浸かっている時に足を上げて骨盤の内側とお腹の筋肉を引き上げるなどといった運動を繰り返すだけでも、妊活には充分効果はあります。

こういったながら運動をすることでも身体には充分アプローチをしていくことができるので、ちょっとした運動を日常の中に上手く取り入れていってみてください。

ソファに座っている時の足上げやバスや電車待ち時間の片足上げなど、ながら運動はいくらでも行うことができますから、ちょっとしたことを見つけてコツコツと取り組んでいけるようにしましょう。

妊活中に運動をする注意点

妊娠しやすい身体作りのためには、積極的に身体を動かしていくことが大切です。身体を動かすことで血流改善やストレス発散、スタミナアップなど様々な効果が期待できますから、それだけで妊活には良い影響をもたらしてくれるでしょう。

だからといって、運動をすれば何でも良いというわけではありません。あまり激しい運動は妊活には逆効果になりますし、また無理な運動を続けることもまた、賢いこととは言えないのです。

運動をするにしても、妊活に悪影響とならないポイントを押さえておくことは大切なので、どういったことに注意していったらいいのかということはよく心得ておきましょう。正しい方法で妊活のための運動に励んでいってください。

激しい運動は逆効果

妊活のための運動ですが、あまり激しい運動をするのは禁物です。何故かというと、激しい運動をすると体内で活性酸素が発生しますが、この活性酸素は身体を老化させる原因となる物質だからです。

妊活においては若々しい身体へと導くことで妊娠の可能性を高めていくことが大切となり、そういった点から考えると活性酸素を生み出す激しい運動というのは逆効果になるのです。

具体的には、短距離走や筋力トレーニングなどが激しい運動に当たります。これらの運動というのは体力作りには有効であっても身体の疲労度が激しく、体内に多くの活性酸素を生み出しますから、妊活中は悪い影響となるものと考えておいた方が良いでしょう。

妊娠しやすい身体作りのためには、ゆっくりとした動きの運動を行っていくことが基本となるので、この点についてはよく覚えておいてください。

自分に合った運動方法を見つけよう

ヨガ、ストレッチ、自転車、エクササイズ、ウォーキング、水泳など、妊活に有効な運動は様々ありますが、どれが一番良いということはありません。

妊活においては妊娠後も継続して続けられるということもあり、比較的ヨガが推奨されやすいものの、やはりこれが自身の運動としては合わないということもあるでしょう。

そういった人の場合には、無理をしてヨガに励まなければならないということはありません。大切なのは、自分に合うと思うものを気持ちよく、楽しく行っていくことです。

妊娠しやすい身体づくりにおいてストレスというのは大敵であり、身体が伸び伸びとしていても気持ちに負担がかかっていたのではあまり意味がありません。

この点においては、自分に合った運動方法を探すということを忘れないようにしていきましょう。身も心も楽しく行える運動でなければ妊活への成果も大きく変わってくるといった点をきちんと理解しておくことが必要です。

まとめ

妊娠しやすい身体作りに励むことというのは、妊活においてはとても重要なことです。そのためには運動をして身体の機能を高めること、気持ちをリフレッシュさせることが大切で、これをきちんと備える運動を選択するということも忘れてはなりません。

妊娠しやすい身体づくりにおいては、激しい運動を行うと老化の一因となる活性酸素を体内で発生させることになるため、気をつけなければなりません。

ゆっくりとした動きで身体に負荷をかける有酸素運動こそ妊活には有効ですから、ヨガ、ストレッチ、筋トレ、ウォーキング、自転車、エクササイズ、水泳などから選択していくことをおすすめします。

無理なく妊活の運動をしましょう

妊活における運動というのは、楽しく行うことが大切です。辛いと思いながら続けているとそれが精神的に負担となり、ストレスを溜め込むことにもなってしまいます。

せっかく運動をして身体の機能を高めたとしても、精神的に負担がかかったのではやはり意味がありません。楽しく運動をするということが前提にあることを忘れてはならないので、この点についてはよく心得ておきましょう。

また継続して励んでいくということもとても重要なので、自分に合った、無理なく続けられる運動を選択することも重要です。きちんとした運動が続かないというのであればながら運動でも充分ですから、何かしらの形で取り組んでいけるようにしてください。