葉酸サプリの種類

葉酸サプリ『エレビット』の成分と口コミを専門家が徹底採点!

葉酸サプリ『エレビット』を徹底採点

この記事の監修担当

日本ニュートリション協会公認「サプリメントアドバイザー」

葉酸博士

採点項目 点数(5点満点中)
品質 ★★★
飲みやすさ ★★★
安全性 ★★★★
価格 ★★★
口コミ ★★★

今回紹介するのは総合評価「3点」の葉酸サプリ「エレビット」。CMの放送などで有名になり、出荷数は6000万個を突破したという、大ヒット商品です。

エレビットは日本の医師推奨でナンバー1に選ばれた実績を持っていて、信頼できそうな商品ですが、実際の内容はどうなっているのでしょうか。

また妊娠前~産後まで安心して飲むことができる葉酸サプリなのか、サプリメントアドバイザーがすべての疑問にお答えしていきます。

葉酸サプリを比較検討したい方へ葉酸サプリ【全評価】一覧はこちら

 

エレビットはどの時期におすすめ?専門家に聞いてみた

専門家に時期にあった葉酸サプリを教えてもらう

妊婦さんに必要な栄養は時期によって違い、それに対応した葉酸サプリが必要になります。

  • 妊娠前・妊娠初期
  • 妊娠中期・後期
  • 産後(授乳期)

では、エレビットはどの時期に対応した葉酸サプリなのでしょうか。葉酸サプリの専門家「葉酸博士」に聞いてみましょう。

妊娠前・妊娠初期

CMでよく見る葉酸サプリ「エレビット」は妊娠前・妊娠初期にどうなの?

一時期からよく見かけるようになりましたね。エレビットは妊娠前・妊娠初期に必ず摂取すべき葉酸は摂れますが、その量が多すぎるのが心配です。

葉酸の量が多過ぎるってどういうこと??

厚生労働省が先天性障害のリスク低減のために葉酸摂取を促していますが、その量は400μgです。

1 妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性は、神経管閉鎖障害のリスクの低減のために、付加的に 400μg/日のプテロイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる。
2 サプリメントや強化食品に含まれるプテロイルモノグルタミン酸の量

吸収が不安定な食事ではなく、サプリメントからモノグルタミン酸型の葉酸摂取を推奨しています。ただし、具体的に1日に摂るべき量は400μgと決められています。

そうなんだ…。エレビットってどれぐらい葉酸が入っているの?

以下の表を見てください。

商品の配合量 厚労省の推奨量 20~40代の摂取量
葉酸 800μg 640μg 244μg
21.5mg 9mg 7.3mg
カルシウム 125mg 650mg 492mg
マグネシウム 100mg 330mg 234㎎
亜鉛 7.5mg 10mg 7.3mg

厚生労働省の基準値は640μg。これはサプリメント+食事による摂取量です。20-40代の1日の平均摂取量は244μgなので、サプリから396μg摂れれば十分です。しかし、エレビットは800μg摂取できます。

それって多過ぎじゃない?

鉄に関しても妊娠中期・後期を意識してか多めに配合されています。一方、カルシウムは必要量に届いていません。葉酸サプリが最も必要になるのが妊娠前・妊娠初期です。ここに着目するなら葉酸400μgが理想ですね。

ここでワンポイントエレビット独自の考えもあるようで、それは後に詳しく解説します。

そっか…。CMで何度も見る葉酸サプリだから安心できそうだったけど、中身を見ないとわからないんだね。

そうですね。中身をしっかり見て内容を納得した上で葉酸サプリを選ばないといけません。妊娠前から妊娠初期に飲む葉酸サプリならこちらの記事でも紹介しているので参考にしてください。

妊娠中期・後期

妊娠中期からエレビットに替えようと思うんだけど、どうかな?

中期以降に必須となる『鉄』が十分に含まれているので、妊娠中期以降に対応した葉酸サプリになります。以下の商品の配合量と、必要摂取量を確認してください。

商品の配合量 厚労省の推奨量 20~40代の摂取量
葉酸 800μg 480μg 244μg
21.5mg 21.5mg 7.3mg
カルシウム 125mg 650mg 492mg
マグネシウム 100mg 330mg 234㎎
亜鉛 7.5mg 10mg 7.3mg

厚生労働省の鉄の推奨量が21.5mgに対して、商品の配合量が21.5mgなのでこれだけで推奨量に届きます。ただ、食事から摂れる摂取量を考慮すると少し多い気がします。

エレビット

さらに鉄の種類が「ピロリン酸鉄」と成分表示に書かれています。これは非ヘム鉄の一種で、過剰に摂取するとお腹が緩くなるなどの症状が報告されています。

非ヘム鉄サプリメント摂取で便秘、胃部不快感など副作用を訴える人がいることも報告されています。

ヘム鉄なら効率よく吸収されますが、非ヘム鉄の吸収率は2%~20%です。でも、非ヘム鉄を吸収するためにビタミンCを配合しているのは評価できます。

1日あたりの摂取量が推奨量に満たない、鉄損失量が大きい(経血量が多いなど)、鉄必要量が大きい(妊娠中)、植物性の非ヘム鉄源に限って摂取する場合、非ヘム鉄の吸収をよくする食品を食事に取り入れることがきわめて重要である。

ビタミンCとの相互作用によって吸収に配慮があるのは良いですが、この配合量で鉄を毎日摂取するなら、食事からの摂取は抑え気味にしないといけません。

普段から鉄をいっぱい摂ってる人は摂りすぎに注意だね。

そうですね。加えて葉酸800μgも推奨量からは多い配合量になっています。

葉酸の配合量(エレビット) 厚労省の推奨量 20~40代の摂取量
妊娠前・妊娠初期 800μg 640μg 244μg
妊娠中期・後期 800μg 480μg 244μg
産後(授乳期) 800μg 340μg 244μg
ここでワンポイント厚生労働省の推奨量はサプリメントからの摂取に加えて、食事から摂れる摂取量も足した数値です。妊娠前・妊娠初期なら400μgがサプリ、それ以外の240μgは食事です。平均摂取量が244μgなので食事分はクリア。よってサプリから400μgで推奨量に届く計算になります。これを踏まえて各社400μgで葉酸を設定しています。

厚生労働省が最も葉酸摂取を重要視しているのは妊娠前・妊娠初期です。ですので、妊娠中期以降は葉酸の推奨量が480μg、340μgとどんどん少なくなっています。800μgはさすがに多いので、1日に飲む目安を考えるなど工夫が必要です。

そっか。でも購入する前にわかってよかったよ。

付け加えると、妊娠中期以降はカルシウムも不足しがちです。これらの栄養素を過剰摂取しない程度にバランスよく摂ることが妊娠中期以降に必要になります。

そっか。鉄以外にもカルシウムとか必要な栄養素っていろいろあるんだね。

もし妊娠中期・後期の葉酸サプリ選びに迷われているなら、中期・後期に対応した葉酸サプリも参考にしてください。ここで掲載したものは過不足なく摂取できる安全な葉酸サプリを選んでいます。

産後(授乳期)

産後の授乳中にエレビットを飲むのはどうなの?

産後の授乳中も母乳から栄養が赤ちゃんに届くので、健やかな成長には欠かせません。ただ、エレビットの葉酸配合量は多過ぎるので適していません。

商品の配合量 厚労省の推奨量 20~40代の摂取量
葉酸 800μg 340μg 244μg
21.5mg 9mg 7.3mg
カルシウム 125mg 650mg 492mg
マグネシウム 100mg 290mg 234㎎
亜鉛 7.5mg 11mg 7.3mg

葉酸、鉄、亜鉛に関しては摂取量が多く、耐用上限量には届かないものの摂りすぎです。

でも産後の授乳中に必要な栄養は摂れているからそこまで悪くないんじゃないの?

上の比較表を見る限りは摂れています。ただ、これは妊娠全期間を対象に最も重要な栄養をピックアップしたものです。産後(授乳中)に着目すると、以下の栄養が必要になります。

厚労省の推奨量 平均摂取量 不足分
ビタミンA(μg) 1125 460.3 664.7
亜鉛(mg) 11 7.3 3.7
ビタミンC(mg) 145 73.6 71.4
カルシウム(mg) 650 437 213
マグネシウム(mg) 280 208 72
葉酸(μg) 340 233 107

ここで最も重要となる「ビタミンA」ですが、エレビットには全く配合されていません。ビタミンAは赤ちゃんの成長に関わる栄養素です。妊娠後期以降に推奨量が多くなり、産後は特に増えます。

そうなんだ…。産後も葉酸は必要だと思ってたけど、他にもこんなに栄養素が必要なんだ。

ちなみに産後におすすめの葉酸サプリってあったりするの?

産後の方へのおすすめはプレミンママです。プレミンママは産後の方に向けて作られたサプリで必要な栄養をすべて補えます。また、過剰摂取への配慮も万全なので、安心して飲めますよ。

【まとめ】エレビットは妊娠前・初期におすすめ

妊娠前から妊娠初期している人にオススメ

おすすめ
妊娠前・妊娠初期
妊娠中期・後期 ×
産後 ×

エレビットは妊娠前・妊娠初期の方におすすめの葉酸サプリです。エレビットの栄養成分は妊娠中に必要な栄養素がすべて含まれていました。

ただし、推奨量に届いている栄養や過不足が多い栄養など、栄養バランスにバラつきがあるので、おすすめできません。

特に注目してほしいのが葉酸の配合量です。

  • どうして800μgも配合するのか
  • 割り切れない3粒で800μgという設定

この2つの疑問についてそれぞれ解説していきます。

葉酸を800μg摂取しても安全?

まず、葉酸の種類は吸収力が優れたサプリ添加の葉酸となっています。配合されている量は既に書いてあるとおり、800μgと厚生労働省が推奨している2倍の量です。

エレビットはなぜ800μgも配合しているのかというと公式によると以下の4つが理由になります。

  1. 妊活・妊娠中は2倍以上葉酸が必要になる
  2. 日本女性の6割以上が葉酸を利用できていない
  3. 1日の葉酸摂取上限量は1000μgまで
  4. 800μgなら妊娠したときには十分な量になっている

一つ一つ簡単に説明していきます。

まず「妊活・妊娠中は2倍以上葉酸が必要になる」。これは妊活・妊娠中は葉酸の摂取量が倍になって食事では補うことが難しい。だけどエレビットなら3粒で摂れますよとのことです。

次に「日本女性の6割以上が葉酸を利用できていない」ですが、これは摂取していない人のことを言っているのではなく「葉酸を摂取したけど上手く吸収できていない人が6割いる」と言っています。

ここでワンポイント日本人女性の遺伝的に葉酸を吸収するのは不得意だから、800μg配合しているそうです。

3つめの「1日の葉酸摂取上限量は1000μgまで」は、葉酸は水溶性ビタミンのため必要量摂取しても、すぐに尿中に溶けてしまいます。

そのため、食事では摂りすぎになりにくく、サプリメントから摂っても摂りすぎにはなりにくいと考えているようです。

そして4つめの「800μgなら妊娠したときには十分な量になっている」は、800μgも配合しているから、妊娠するときには十分に摂れているとのことです。

これらの理由を見たら納得してしまいそうですが、もう一度思い出してください。厚生労働省は何mgに設定したのかを。

厚生労働省は基本的に人の安全性を考えて、摂取量や使用基準などを決めています。そのため、それらを超えた量を摂取するのはおすすめできません。

「吸収しづらいならたくさん摂ったほうが良いんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。しかし、厚生労働省は以下のように答えています。

葉酸摂取量の増加に伴い大きな低減がみられるという関係は認められていないことから、発症リスクの低減に有効である最小摂取量を概ね1日0.4mgであると考え、食事に加え、いわゆる栄養補助食品による1日0.4mgの葉酸摂取の情報提供を行うこととした。

つまり、葉酸の摂取量を増加したところで、神経管閉鎖障害のリスクを低減できるとは認められない。だから低減に有効で最小限の量”400μg”と設定したのです。

このことから、800μg摂っても、400μgとっても変わらないと言えます。ただ、過剰摂取になるリスクがあるだけです。

ちなみに公式での説明の2つめ「日本女性の6割以上が葉酸を利用できていない」ですが、「残りの4割の人はどうなるんだろう?」って疑問に思いました。

これらのことから800μgに設定した理由にしては説得力がありませんし、配合されている栄養の種類は良かったので、400μgにしてほしいところです。

3粒で800μgとは?

エレビットは3粒で800μg摂れることになっているのですが、1粒あたりにしてみると綺麗に割ることはできず1粒あたり「266.6…」となっていきます。

このことから葉酸の配合量が1粒1粒バラバラではないのか?と思いました。本来なら2粒で「400μg」になるべきです。実際に葉酸サプリなどの健康食品は品質や栄養成分はすべて均一の証であるGMPの健康食品を厚生労働省も推奨しています。

しかし、エレビットは3粒で800μgと計算が合わず、もしかしたら他の栄養素も同じような配合パターンになっている可能性が考えられます。きちんと栄養成分量を明確にしてほしいところです。

エレビットVS人気葉酸サプリ4選【徹底比較】

人気の葉酸サプリと比較

ここではエレビットと、人気が特に高い葉酸サプリ4つを徹底比較します。

品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 総合点数
エレビット ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆(3点)
小林製薬(葉酸・鉄・カルシウム) ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆(3点)
プレミン ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★(5点)
ベルタ葉酸サプリ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★(5点)
メルミー葉酸サプリ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★☆(4点)

人気葉酸サプリと比較すると、評価は少し低めなんだね。

数多く葉酸サプリを見てきましたが、全体から見ると市販よりもネットで販売されている葉酸サプリの方が品質が良いものが多い傾向です。エレビットはCMで人気になったネット販売の葉酸サプリですが、市販の小林製薬の葉酸サプリに負けています。

そっか…。ちなみに、この4つの人気葉酸サプリなら、妊娠前・妊娠初期の私にどれがおすすめ?

商品名 特徴
小林製薬 3つの栄養素が摂れるサプリ
プレミン 総合的にバランスが取れたサプリ
ベルタ葉酸サプリ 妊娠前から産後まで全期間対応
メルミー葉酸サプリ 妊娠前から妊娠初期に完璧に対応

この4つならどれを選んでも間違いないでしょう。自分に合うものを選んで、それぞれの商品を確認してください。上記表の商品名をクリックすれば、各商品を詳しく見れますよ。

【体験レビュー】エレビットを購入してみた

ドラッグストアで買い物

エレビットの「公式ショップ楽天市場店」で購入してみたところ、注文から到着まで3日ほどでした。配送は佐川急便から届きます。

1つだけ購入したのですが、60cmほどの大きさのダンボールに入れて送られてきました。プチプチ(気泡緩衝材)で梱包されていたのですがテープで留めておらず、ただ巻いているだけだったのは少し残念です。

購入したエレビットは瓶タイプではなかったので問題はありませんが、もう少し丁寧に梱包しておいてほしいと思いました。

商品名は「サプリメント」と隠れているのですが、発送元が「エレビットオンラインショップ」となっているのでバレバレです。

エレビットはCMを放送して、有名になっているので葉酸サプリを購入していることを購入を隠したい方には向いていないかもしれません。

エレビットの商品内容

エレビット

パッケージはチャックで保存管理するタイプとなっています。コンパクトなサイズになっているので持ち運んだり、保管場所に困ることはありません。

ただ、その分取り出し口が小さくなっているので、目安量の3粒が少し取り出しづらく感じました。

表面は、「鉄・カルシウム・葉酸」を含めて12種類のビタミンと6種類のミネラルを配合していることが分かるようになっています。

その他にも目安量や30日分などもきちんと表記されているのですが、メインである葉酸の配合量が表記されていません。ネットで購入する方のためにもわかりやすく表記しておいてほしいところです。

味とニオイ

袋の中を匂ってみると袋のニオイだけで、ほとんど無臭でした。口に入れてもニオイはしなかったので妊娠中、嗅覚が敏感になっている方でも気にせず飲むことができます。

味もほとんどしなかったので、味覚が敏感になっている方でも簡単に飲むことができるでしょう。

サプリメントの大きさ

少し口の中に入れているだけでは溶ける気配はしませんでした。ただ、少しずつサプリ独特の味が広がってきたので、早めに飲み込むことをおすすめします。

粒の大きさは約1cmほどですが3粒飲み込むのは大変かなと思いましたが、表面はツルツルとしているので問題はなさそうです。

【飲みやすさ】人気葉酸サプリと徹底比較

ニオイ 大きさ(直径)
エレビット 味なし ニオイなし 大きい(10mm)
小林製薬 味なし ニオイなし 小さい(8mm)
プレミン 味なし ニオイなし 普通(9mm)
ベルタ葉酸サプリ 鉄の味 ニオイなし 普通(9mm)
はぐくみ葉酸 鉄の味 柑橘系 普通(9mm)

エレビットは味やニオイを軽減するフィルムコーティングがされているので、無味無臭となっています。そのため、水と一緒に簡単に飲むことができます。

妊娠中、味覚や嗅覚、つわりなどの症状で悩んでいる方でも飲むことはできるでしょう。

ただ、他のサプリと比較すると粒が少し大きめです。そのため、他のサプリからエレビットに切り替えたとき飲みづらさがあるかもしれません。

バイエル薬品株式会社とはどんな会社?

エレビットを販売している会社は「バイエル薬品株式会社」と言い、バイエル社・武田薬品工業・吉富製薬の3社合弁によって設立されたグローバル企業です。

ここでワンポイントバイエル薬品株式会社は資本金22億7342万5000円、従業員数は約2660名という大企業です。

エレビット以外の事業内容は医薬品や医療機器、動物用医薬品の開発や輸入、製造、販売をしています。主な製品として、エンペシドやクラリチンなどが挙げられます。

現在は「女性のライフステージと健康をサポートしたい」という想いから製品の開発などが行われています。

バイエル薬品株式会社の実績や歴史から十分ですが、2017年にアンケートを実施し回答した患者のカルテを無断閲覧、書き写しをする個人情報保護法の疑いがありました。

さらにそのアンケートで副作用が12例挙がっていたのにも関わらず、厚生労働省に報告していなかったなどの事件があったので、完全に信頼することはできません。

エレビットの安全性(製造工程・原材料・添加物)

品質チェック

製造工程 危険な原材料/添加物 アレルギー(27品目) 副作用
エレビット GMP準拠工場 なし なし なし
小林製薬(葉酸・鉄・カルシウム) GMP認定工場 なし なし なし
プレミン NSF GMP認定工場 なし なし なし
ベルタ葉酸サプリ GMP認定工場 なし なし なし
はぐくみ葉酸 GMP認定工場 なし なし なし

エレビットを製造している工場はGMPかどうか確認してみると「GMP準拠」と公式サイトに書かれていました。

ここでワンポイントGMPとは原材料の入荷から製品の出荷まで安全に作られ、製品の品質は全て一定になるように定められている基準です。

ここで誤解しがちなんですが、認定と”準拠”は違います。認定はそのまま認められたことを意味しますが、準拠はその基準に沿っているだけで認められていません。

もし、仮にエレビットが認定されているなら一定の品質ではないといけないため「3粒で葉酸800μg摂取」という数字が合わないことは起こりません。

本来なら準拠でも悪くはありませんが、エレビットは一定の品質かどうか疑うところがあったのでGMP準拠でも本当に基準に沿っているか疑問です。

次に危険な原材料や添加物が使われていないか調べてみました。

エレビット

食用精製加工油脂、マンガン含有ビール酵母/貝Ca、酸化Mg、セルロース、V.C、ピロリン酸鉄、HPMC、HPC、グルコン酸亜鉛、ステアリン酸Ca、酸化ケイ素、β-カロテン、ナイアシン、着色料(酸化チタン、カルミン酸)、ショ糖エステル、酢酸V.E、グルコン酸銅、パントテン酸Ca、グリセリン、V.B₆、V.B₁、V.B₂、葉酸、ビオチン、V.D、V.B₁₂

原材料の中から気になったものを詳しく解説していきます。

食用精製加工油脂

食用精製加工油脂とは植物油脂か動物油脂、もしくはこれらの混合油脂を食用に適するように脱色や脱臭などを行い精製したものです。

脱色や脱臭などを行うときに水素添加が行われるのですが、このときに「トランス脂肪酸」が生成されている可能性があります。

トランス脂肪酸とは食品から摂る必要がないものだと考えられており、摂りすぎた場合、脂質の1種である悪玉コレステロールが増えて、善玉コレステロールが減少すると報告されており、心臓病のリスクが増加すると示されています。

ただ、トランス脂肪酸による健康への悪影響は摂る機会の多い欧米人を対象としたもので、日本人も同じ悪影響を及ぼすのかは分かっていません。

ここでワンポイントトランス脂肪酸にはいくつかの種類があり、どのトランス脂肪酸が健康に影響を及ぼすのかについても研究結果がでていません。

国際機関ではトランス脂肪酸の摂取量は「総エネルギー摂取量の1%未満」とするように勧告しています。日本人の平均1900kcalでいうと、1日約2g未満になります。(※1)

エレビットは3粒で「1320mg」で、主原料ですが、他の原材料も考えると1粒に含まれている量は少ないので摂取量を超える心配はありません。

危険性があるのかないのか不明のため、避けれるなら避けておいたほうがいいですし、気にしないなら無理に避ける必要はないと思います。

注意してね!マーガリンやケーキ、ドーナッツなどにもトランス脂肪酸は含まれているので、それらを頻繁に食べている方は摂取量を超えないように気をつけましょう。

HPMC・HPC

HPMCとは「ヒドロキシプロピルメチルセルロース」の略で、HPCは少しややこしいのですが「ヒドロキシプロピルセルロース」の略になります。

ここでワンポイント名前の通り、セルロースの誘導体で食品以外に医薬品にも使われています。主に錠剤を成型するための結合剤として使われることが多いです。

HPCは人が摂取して健康に影響を及ぼしたという報告がないため、ADI(生涯に渡って摂取しても問題ない1日の摂取許容量)は設定されていません。そのため、安全です。(※2)

HPMCは「栄養機能食品を含む保健機能食品の錠剤、またはカプセル以外では使用してはいけない」と使用基準が設定され、ADIも決められていたのですが、現在では安全性に問題はないと判断され、それらの基準はなくなりました。

人における知見では、健常者に1週間以上の間隔で3段階に分けた投与量のHPMCを経口投与する実験で、緩下作用と便秘が認められました。(※3)

注意してね!副作用として、痙攣、放屁、肛門のかゆみなどがあったことも認められましたが、症例はすくないため、HPMC投与によるものではないと判断されています。(※3)

β-カロテン

β-カロテンは果物や野菜などに含まれている栄養素で、化学的に合成することもできます。エレビットのβーカロテンは合成になります。

β-カロテンは有効性レベルは”3”ですが、摂取することにより妊娠にかかわる合併症や産後にかかわる合併症を予防することができるといわれています。(※4)

ここでワンポイント有効性レベル3は効果があるとは断言できませんが、可能性は科学的に示されていることを意味します。

そのため、βーカロテンを摂取することで妊娠・産後の合併症を予防できるとは断言できませんが、可能性はあるので摂っておいて損はないでしょう。

摂取量の目安は妊娠も産後も「週に42mg(※3)」です。エレビットは3粒で7200μg(7.2mg)含まれているので、毎日摂取すれば満たすことができます。

購入者の口コミ&評判

口コミと評判

明らかに栄養過多で不健康になる成分が含まれています。購入者は無知な方が多いの?
cmも脅迫的で不快ですね。

大変良いとおもいますが、価格が少しオーバー
もぅ少しお手軽だと、もっと手に入れたいと思います!

1日3粒を限度にとあり、説明もよく読み内服しました。(CMでは3粒を1度に内服するような表現あり。)個人的には3粒飲んですぐに下痢になりました。
お腹が緩くなるような説明はありましたので個人によるものかと思われます。

口コミではエレビットに対しての評価は良かったと悪かったでちょうど半分ぐらいに分かれていました。

良かった人はかなり満足しているようですが、反対に合わなかった人はかなり評価を下げ、間のない極端な印象でした。

また、一部の人は栄養成分量の多さに気づいている人もいました。

エレビットの価格チェック

価格とコスパ

通常購入 4500円(税込)
定期購入 4050円(税込・送料無料)
送料 380円(税込・メール便無料)
定期購入の回数縛りの有無 3回目のお届けまで
返金保証の有無 なし
お試しの有無 あり(※2018年3月22日現在)

エレビットは現在(※2018年3月22日)キャンペーン中で、通常購入の宅配便の送料が無料になっています。

定期購入だと10%オフになり、通常購入だと2個以上購入すると5%オフになります。2個購入すると9000円のところが8550円で購入することができます。

ここでワンポイントエレビットは1日あたりの価格にすると「150円」となります。他の葉酸に比べて高くなっていますが、栄養成分を考えると妥当でしょう。

人気葉酸サプリと価格を徹底比較

単品購入 定期購入(初回) 継続回数縛り(定期) 1日あたりの価格
エレビット 4,500円 4,050円 3回 150円
小林製薬(葉酸・鉄・カルシウム) 1026円 なし なし 34円
プレミン 4,580円 3,580円 なし 119円
ベルタ葉酸サプリ 5,980円 3,980円 6回 132円
はぐくみ葉酸 6,980円 1,980円 なし 66円

Amazonや楽天・市販でも購入できる?

エレビットは公式通販以外でも購入することができるのか調べてみました。

  • Amazon:4270円
  • 楽天:4390円(送料無料)
  • 市販:4491円

エレビットは通販以外にも、調剤薬局か病院、クリニックの市販で購入することができます。

エレビットの公式サイトでは販売している病院とクリニックが探せるようになっているので、一度調べてみてはいかがでしょうか。

【おすすめ】最安値でお得に購入する方法

お得に購入できる

エレビットを最安値で購入する方法は楽天の「4390円」になります。Amazonも商品価格は安いのですが送料がかかりますので、お得なのは楽天になります。

市販で購入するのは難しいかもしれませんので、一度買い物ついでに探してみて、なければ通販で購入するといいでしょう。

まとめ

エレビットのまとめ

以上、エレビットに関する疑問点について全てお答えしました。栄養成分の配合量にバラつきがあり、過剰摂取の心配もあるのが残念なポイントでした。

栄養面はマイナスですが、飲みやすさはそこまで問題ありません。1日3粒が目安量ですが、無味無臭なので1粒ずつなら辛いつわり中も飲めるでしょう。

妊娠前・初期でも飲みやすいのは良いよね。

ただ、葉酸の配合量が800μgと厚生労働省の推奨摂取量を大きく上回る数字で、過剰摂取になる心配があります。

そうなんだ…。じゃあエレビットはどんな人なら飲んでもいいの?

葉酸は緑黄色野菜から摂れるので、普段の食事で野菜や果物を一切食べない方なら飲んでみてもいいかもしれません。要するに極端に葉酸が不足している方です。でも普段から少しでも野菜を食べている方は800μgも摂る必要はありません。

多く摂っていたらそれだけ効果がありそうだけど…そうじゃないんだね。

多く摂れば効果があるわけではありません。逆に過剰摂取の危険性があります。実際に厚生労働省は「葉酸をたくさん摂っても神経間閉鎖障害のリスクの低減は認められない(※5)」と答えています。

もしエレビットをどうしても飲みたい、または既に買ってしまったという方は、飲むとしても目安量の1日3粒ではなく、1粒か2粒に調節して飲みましょう。

参考文献

  1. 農林水産省「すぐにわかるトランス脂肪酸」
  2. 厚生労働省「ヒドロキシプロピルセルロース」
  3. 食品安全委員会「ヒドロキシプロピルメチルセルロース」
  4. 一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センター「健康食品・サプリメント[成分]のすべて(ナチュラルメディシン・データベース) p,849~851」
  5. 厚生労働省「報道発表資料」

この記事の監修担当

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