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【お悩みの方必見】産後太りの原因とダイエット法を徹底解説!

【お悩みの方必見】産後太りについて

産後を悩ませる問題は沢山あります。子供の夜泣き、母乳、筋肉痛に栄養不足。母体は疲労困憊状態です。

そんな中でも気になる人が意外に多いのが産後太りではないでしょうか。妊娠中に増えた体重がなかなか戻らないという人はとても多いはずです。

出産をすると、胎児の体重がそのまま出て行き、さらに胎盤や羊水分も減って自然と元通りになると思っている人も多いでしょうが、実はそんなことはありません。妊娠中に増えた体重が戻らないどころか、臨月の体重のまま産後維持してしまうという人も多いのです。

では、なぜ産後に太ったままなのか、いつ体重が戻るのか、産後太りの気になる部分について解説をしていきたいと思います。

そもそも産後太りとは?産後太りはいつから始まる?

出産直後に体重や体形が戻っていないのは普通のことです。一般的に、出産後の退院時の体形や体重は妊娠6ヶ月頃の状態が多いといわれています。お腹もぽっこりしていて体重も産前よりも重い状態です。

これは、妊娠中についた脂肪はもちろん産後のむくみが出ていたり、体内環境が元の状態に戻っていないことからきています。そのため、この段階ではまだ産後太りとはいえません。

基本的に産後太りとは、産後から数ヶ月たっても体重や体形が戻らないときのことを言います。多くの方は産後半年程かけてもともとの体形や体重に戻っていくので、産後半年から一年かけても著しく体重が増加したままの場合は産後太りに該当するはずです。

産後太りって赤ちゃんが生まれてすぐから言うと思ってたんだけど違うんだね!

産後太りに明確な定義はありません。また、産後1ヶ月や2ヶ月のときに太った状態でも、まだ産後太りには該当はしないでしょう。

産後1ヶ月や2ヶ月は体形などが戻っていなくても仕方がない時期であり、また、太っているからといってダイエットをすることも出来ない時期です。

産後、食生活や日常生活が少し落ち着いてきた状態なのに体重がなかなか戻らないという場合は、産後太り状態といっていいでしょう。

どうして産後に痩せる人・痩せない人がいるのか?

産後太りに陥る女性は多いですが、では産後に痩せる人と痩せない人の違いはどんな部分なのでしょうか。

一番重要なのは、遺伝や生活習慣です。やはり遺伝的に太りやすい、太りにくい、というものはあるものです。もともとは細かったとしても、一度太ると痩せにくいという体質の人もいます。

また、痩せやすい生活習慣を自然に行っている人もいます。産後も細い体形をキープしているという人は、痩せやすい生活スタイルを続けているという人が多いのです。生活スタイルはもともと根付いているものなので、なかなか変えることはできません。

もちろん妊娠前までは細かったのに出産を経て太ってしまった、という人もいます。これは加齢などもありますが、産後の生活習慣が変わった場合や、増えた体重が戻りにくい性質だったという部分もあるでしょう。

母乳育児でも産後太りになる?

基本的に、母乳育児だと太りにくいといわれています。これは、母乳を上げることは沢山のエネルギーを消費しているからです。母乳はいわば、輸血のようなものです。

赤ちゃんに毎日沢山の水分も栄養も送っているので、母乳育児をしていると太りにくいといわれています。しかし、母乳育児をしていても産後太りが継続して続いているという人もいます。これは、食生活が大きく関わっているのかもしれません。

どうして食生活が大きく関わっているの?

母乳で育児をしていると多大なエネルギーを消費するので、普段以上にお腹がすくという人も多いでしょう。母乳に良い食事といえば、白米や味噌汁など和食が中心です。

しかしお腹がすいたからといって高カロリーなお菓子ばかり食べていたり、水分補給にジュースばかり飲んでいては、母乳を出していても摂取カロリーのほうが多くなってしまいます。そのため、母乳育児をしていても太ってしまうでしょう。

産後太りと一般的な肥満は違う

産後太りは普通の肥満とは違います。ある程度は仕方がないものであり、体重だけが戻っても体形が戻らない場合も大いにありえます。まず、出産をすると骨盤はゆがんだ状態になってしまうでしょう。

産後は時間をかけて少しずつ骨盤が戻っていきますが、産後の状態によっては元の状態には戻りにくいでしょう。正常な位置に骨盤が戻らないと、骨盤部分に余分な脂肪がついてしまい落ちにくくなってしまいます。

また、出産のための骨盤は妊娠中に少しずつ変化するため、帝王切開などでも骨盤が開いている女性は多いでしょう。

そして産後は基礎代謝が低下しています。子供を育てるために、ホルモンバランスが急激に変化したために、体温が下がりやすくなったり様々な変化が訪れます。そのため体重戻らないというのも、体形が戻らないというのも、ある程度は仕方がないことなのです。

産後の脂肪は落としやすい

妊娠中について脂肪はあくまで妊娠のためについたものです。そのため皮下脂肪であり、ホルモン分泌のせいで増えたものです。

そして余分についた脂肪は、産後の努力次第で簡単に落とすことが出来ます。しかしいつまでも落ちるという訳ではありません。

産後についた脂肪は、産後早い段階であれば落としやすいですが、定着してしまうと普通の脂肪と変わらない状態になってしまうため、なかなか落ちなくなってしまいます。

あくまで「産後間もない状態」であれば比較的落としやすいといえるでしょう。特に、母乳育児が軌道に乗る産後5ヶ月から1年以内であれば、比較的痩せやすい時期だといえます。

この時期を越えると、産後の脂肪や体形が定着してしまい、なかなか体重を落とせなくなってしまう可能性があるんです。

太る理由のひとつに、この脂肪細胞の増加が挙げられます。脂肪細胞が増えるのは、妊娠末期の3カ月(胎児期)・ミルクで育つ乳児期・思春期に集中することが明らかになっています。この時期に太ってしまった人には、「脂肪細胞増殖型肥満」が多いと言えるでしょう。なお一度増えてしまった脂肪細胞は、減ることがありません。

産後太りはできるだけ早く対策を取る必要があります。もちろん産後すぐは運動をすることが出来ませんし、育児が忙しくて運動をする暇もないでしょう。

しかし脂肪が定着する前に、今の体形で満足してしまう前に、できるだけ早い段階から産後ダイエットに取り組むことをおすすめします。

出産後も体重が戻らない「産後太り」の原因

出産をすると胎児分の体重がそのまま落ちます。胎児はだいたい3キロ前後という場合が多いでしょう。そこから胎盤や羊水分も数キロ落ちる計算となります。

一方で妊娠中に増える体重の平均は7キロから10キロ、人によってはもっと増える場合もあります。

しかし産後も臨月とほとんど変わらない体重であったり、体重自体は落ちても腰周りなどの脂肪がついたまま、体形が太ったまま、という女性はとても多いです。

出産後も体重や体形が戻らないのはなぜなのでしょうか。出産をすると自然と戻ると思っていた体重・体形がそのままなのにはさまざまな理由があったんです。

骨盤がゆがんだまま

妊娠中に骨盤はどんどんゆがんでいきます。妊娠中、腰周辺や足の骨が痛いと感じたりゆがんでいる、違和感を感じる、というのは全て、出産にそなえて骨盤がゆがんだり、骨が柔らかくなって変化しやすくなっている証拠です。

通常の体形では、胎児が産道を通ることは困難です。だからこそ、妊娠中に少しずつ骨盤が変化し、骨が柔らかくなり、胎児が通りやすいように変わっていきます。

そして骨盤の変化は、産後少しずつ元に戻ります。だいたい3ヶ月から4ヶ月ほどで元の状態になるはずです。

元に戻るのにどうして骨盤のゆがみが関係あるの?

産後も筋力が低下していると、もともとの状態に戻ることができなくなってしまいます。産後用ベルト、産後用骨盤補正器具、産後用整体などがあるのは、全て骨盤を正しい位置に戻すためです。

しかしこれらの器具を使っても正しい位置に戻らない可能性もあります。骨盤がゆがむと、それだけ体形も太って見えてしまうんです。

妊娠中は皮下脂肪が増える

妊娠中は沢山のエネルギーを蓄える必要があります。エネルギーがなければ胎児を育てることができません。普段とは違う高カロリーのものを食べたくなったり、普段と同じ食生活を送っていても普段以上に体重が増えてしまう時期です。

これはホルモンが分泌して皮下脂肪を蓄えるように伝令を伝えているので仕方がないのです。赤ちゃんがエネルギーを蓄えるためはもちろん、お腹に脂肪をためて赤ちゃんを衝撃等から守るためにも皮下脂肪や活躍します。

だからこそ、お腹を中心に脂肪がどんどん定着してしまうのです。脂肪は妊娠が原因ではありますが、産後自然と減るという訳ではありません。

妊娠出産のためについた脂肪とはいえ皮下脂肪には変わりないので、きちんと落とそうという努力をしなければいつまでも脂肪がついたままになってしまうでしょう。

妊娠中はもっとも基礎代謝が落ちやすい

妊娠出産をするとホルモンバランスが崩れてしまいます。そのせいで、もともとついていた筋力が落ちてしまったり、体温が普段よりも低くなってしまうでしょう。

そのせいで基礎代謝が落ちてしまうのです。基礎代謝とは、普通に生活をするだけで自然と消費することができるカロリーのことです。人によって基礎代謝の量は違いますが、若ければ若いほど基礎代謝は高く、簡単に痩せることが出来ます。

その反面、年齢が上がれば上がるほどやせにくくなりますし、筋肉量が少ない人は痩せにくい傾向にあります。

ただでさえ妊娠中から産後は基礎代謝が落ちやすい時期です。これに加えて筋力が低下しているという点、産前よりも年齢が上がっているという点などから、産後は産前以上に基礎代謝が低下しているといえるでしょう。

産後ダイエットの必要性

産後、無理にダイエットをする必要はありません。産後は体を休めること、そして育児に専念をすることが一番です。しかし、健康面を考えるとやはりダイエットは推奨されています。

もともとの体重がやせ型で、産後太りで標準体重になった場合は問題ないでしょう。けれども産後太りのせいで肥満体形になった場合は注意が必要です。

産後太りは言い訳になりやすく、太ったのは妊娠出産のせい、というと自分をついつい甘やかしてしまい、ダイエットをする気もなくなってしまうのです。

肥満体形だと病気になる確率も高くなります。せっかく子供を産んだのに、出産をきっかけに太ってしまい不健康になってしまうのは良くありませんよね。また、産後太りを放置するせいで、さらに太りやすくなってしまう人も沢山います。

産後太りって健康にも影響するかもしれないんだ…。

体形が気になるという人も多いでしょう。しかし、産後もガタガタの骨盤状態では骨盤周辺の筋力が低下したり弱くなってしまい腰痛になりやすくなってしまいます。骨盤がゆがむと、さまざまなトラブルを招いてしまうのです。

そして腰周辺に脂肪が定着していると、骨盤が元の位置に戻りにくくなってしまいます。健康面を考えると、産後太り解消のためのダイエットはとても大切なことだといえるでしょう。

産後ダイエットは早く始めるのがベスト

産後ダイエットはできるだけ早くから始めるのがベストだといわれています。なぜなら遅くなればなるほど体形が戻りにくくなってしまうからです。

しかりあまり早く始めすぎてもいけません。産後一ヶ月は産褥期であり療養期間です。いくら体形や体重が気になるからといってこの時期からダイエットを行うのは辞めたほうがいいです。

基本的に、産後ダイエットは産後一ヶ月検診で問題がなかった場合に始めるようにしましょう。だいたい産後2ヶ月から3ヶ月の間にダイエットを始める人が多い傾向です。

この時期から、少しずつ育児に余裕が出てきて軽いダイエットを始められるという人が多いといわれています。遅くても6ヶ月より前から始めることをおすすめします。

どうして6ヶ月よりも前からはじめるのがおすすめなの?

産後5ヶ月から6ヶ月頃から、離乳食が始まります。離乳食が始まると母乳の量が少しずつ減ってくるという点や、体が少しずつ元の状態に戻ってくるということから、ダイエットをしにくくなってしまうのです。

体重や体形をしっかりと戻したいのであれば、できるだけ産後6ヶ月までの間にある程度ダイエットを始めるようにしておいてください。

産後におすすめのダイエット法

産後におすすめのダイエット法を解説していきます。

産後のダイエット方法「骨盤矯正」

産後のダイエットで一番おすすめなのが骨盤矯正です。ゆがんだ骨盤を矯正するだけでも大きなダイエット効果を実感することができますし、骨盤を正しい位置に戻すことで健康状態の向上にもつながります。

骨盤矯正は、産後半年以内に始めることをおすすめします。これ以上の月日が経つとすでに間違った位置に骨盤が定着しだしてしまうので、少し早めに始めるようにしましょう。骨盤矯正を行うことで、血流促進や筋力アップなどの効果も実感することができます。

骨盤矯正は様々な方法がありますが、一番簡単なのが骨盤ベルトをつけることです。産後すぐに付けられるものから、産後一ヶ月頃からつけるものまで、さまざまなタイプが売られているので自分にあったものを選びましょう。

もちろん骨盤矯正用の整体もあれば、自分でできる簡単な体操などもあります。骨盤矯正を行うことで、骨盤周辺やヒップ、太もも、お腹などのサイズをダウンすることができます。

注意してね!骨盤矯正はあくまでも矯正であり本格的なダイエットではありません。矯正をしても皮下脂肪はなかなか落ちないので、その部分は別の方法でダイエットをすることをおすすめします。

産後のダイエット方法「食事管理」

やはり重要なのが食事管理です。産後、なかなか体形が戻らない、体重戻らない、と思っている人の大半が食事面が問題なんです。

産後はどうしても食事が不規則になってしまうでしょう。コンビニのお弁当やレトルト食品で済ませているという方も多いのではないでしょうか。

確かに簡単に済ませることができますが、食生活が乱れていると体重も戻りません。また、母乳も十分に出なくなったり、エネルギー不足に陥ってしまう可能性もあります。

食事管理で大切なのは、しっかりと栄養の取れる和食を用意することです。難しい場合は、おにぎりと具沢山のお味噌汁だけでも十分です。これだけでも母乳にも健康にも良く、適度なカロリーを摂取することができる食事となります。

具体的にどういったものを食べていけばいいの?

できれば一汁三菜、緑黄色野菜やたんぱく質、海藻類などをバランス良く食べることができる食事を心がけてください。食事管理をするだけでも十分体重を落とすことができますし、産後の活力につながります。

産後、ついつい暴飲暴食をしてしまう人もいます。カロリーの取りすぎには注意をして健康的な食事を心がけるだけでも、十分産後ダイエットの効果を実感することができるものです。

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産後のダイエット方法「インスパイリング・エクササイズ」

インスパイリング・エクササイズは、刺激する、という意味を持つ言葉で、海外でも話題になっている産後ダイエット方法です。普段はあまり動かさないインナーマッスルを刺激することでダイエット効果を実感するというエクササイズです。

インスパイリング・エクササイズを行うと、骨盤の位置が元に戻ったり、基礎代謝が活発化して痩せやすい体を手に入れることができるでしょう。産後にバランスが崩れやすい、ホルモンバランスを整える効果も期待できます。

インスパイリング・エクササイズにはどんなメリットがあるの?

メリットは、ゆっくりとした運動なので産後続けやすいという点です。産後2ヶ月からダイエットを始めるのがベストですが、この時期はまだまだ疲労が取れていないという人や育児が大変だと感じている人も多いでしょう。

インスパイリング・エクササイズは、リラックス効果を実感することもできるので、子供が寝ている間などに実践しやすいのです。

少しずつでいいのでエクササイズをトライしてみてください。妊娠中からやりやすい運動なので、妊娠中の体重増加抑制のために始めてみるのもいいでしょう。

産後のダイエット方法「ヨガ」

産後ダイエットとして人気が高いのがヨガです。産後だけではなく、妊娠中にも取り組みやすいので、妊娠中からヨガを実践していたという人も多いのではないでしょうか。

ヨガは、呼吸を意識してさまざまなポーズをとるエクササイズです。リラックス効果はもちろん、血流を促進したり、体の柔軟にも役立ちます。

産後はどうしても心が落ち着かないことも多いでしょう。ヨガをすることで、心が落ち着いたり呼吸が穏やかになります。また血流の滞りを改善することができますし、普段は抱っこなどで凝り固まった筋肉を解す効果も実感することができるんです。

ここでワンポイントヨガは慣れないと難しいかもしれませんが、慣れてくるとヨガのポーズを取ることでストレスから開放され、暴飲暴食を防ぐ効果も実感することができます。

最近は、産後のヨガ教室を開いているところも増えています。赤ちゃん同伴でできるところ、赤ちゃんと触れ合いながらヨガのポーズができるところなどもあるので、是非チャレンジしてみてください。

ヨガにはさまざまなポーズがあるので、まずは簡単なものから実践してみましょう。難しいポーズだからといってダイエット効果が高いという訳ではありません。できるところから始めるのが一番です。

産後のダイエット方法「ウォーキング」

一ヶ月検診で問題がなければ、少しずつ赤ちゃんを連れてお散歩に行けるようになるはずです。この頃から、ウォーキングがてらのダイエットを始めることをおすすめします。

ウォーキングは有酸素運動なので効率的に皮下脂肪を燃やすことができます。赤ちゃんとのコミュニケーション代わりにもなるのでぴったりでしょう。

ウォーキングは、できれば20分以上続けてください。20分を超えた頃から少しずつ脂肪が燃えてきます。もちろん自分の体調や赤ちゃんの様子、外の気温などを確認しながら続けましょう。

外出が難しい場合はどうしたらいいの?

もし屋外でのウォーキングが難しいと感じたら、赤ちゃんを抱っこしながら室内ウォーキングをしてみるのもおすすめです。

赤ちゃんを抱えながらのウォーキングであれば、室内でも結構疲労を感じるはずです。室内でのウォーキングが難しい場合は、足踏みだけでも問題はないでしょう。

育児をしながら出来る運動は限られていますが、ウォーキングなら初心者でも実践しやすい比較的簡単な運動だと思います。是非育児の合間にウォーキングを実践してみてください。歩き方を意識してウォーキングをするだけでも随分と変わってくるものです。

帝王切開した方は産後ダイエットは注意

産後ダイエットで注意をしたいのが、帝王切開で出産をした場合です。帝王切開は手術をした上での出産となります。腹部を切開する手術なので体への負担は相当なものとなるでしょう。

帝王切開は入院日数も長く、体が回復するまでに時間が掛かるとも言われています。そのため産後ダイエットをするには主治医と相談をしてから始めるのがベストです。

帝王切開翌日から、体調がよければ少しずつ歩くように言われるかもしれません。少しずつ少しずつ、普段の生活が送れるようにトレーニングが始まります。しかし産後ダイエットは別です。

ダイエットともなると、体のさまざまな部分を動かすことになるので、お腹への負担も大きくなってくるはずです。まずは産後一ヶ月検診を乗り切り、その際に主治医にどれだけの運動ならしてもいいのかを聞いてみましょう。

注意してね!産後しばらくは、ちょっと歩いたりトレーニングをするだけでも体に負担がかかってしまうかもしれません。しかし帝王切開後の体は大きなダメージを受けています。

産後ダイエットも大切ですが、まずは自分の体のことを考えた上で、ちょうどいいタイミングでダイエットを開始するようにしましょう。

産後ダイエットは焦らず気分転換も兼ねて運動しよう

産後ダイエットはなかなか体重が減らない場合も多いでしょう。食事面で頑張りたくても、なかなか作っている余裕がないかもしれません。

また、ジム等で運動をする余裕もなかなかないでしょうし、運動をしようとしても子供が泣いたり育児をしていると、どうしてもダイエットに専念をすることができないものです。

産後って子供の面倒を見ないといけないからダイエットが難しいんだよね…。

もちろん育児のストレス、母乳育児での空腹などで、ついつい食べ過ぎてしまう場合もあるかもしれません。

しかし産後ダイエットはあくまで気分転換だと思いながら実践をするのが一番です。もともとダイエットは、一週間単位で体重を調整するのがいいといわれています。

毎日毎日体重計に乗って、減っていない体重を見ると落ち込んでしまうかもしれませんし、戻らない体形にがっかりしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、産後ダイエットはあくまで気分転換をかねて行うのが一番です。まずは気軽な気持ちで始めて見ましょう。

まとめ

産後の体形に悩んでいる女性は多いです。しかし産後だから太って仕方がない、妊娠出産は太るもの、と諦めずにダイエットをしてみてはいかがでしょうか。

ダイエット、といっても激しいものでも、ファスティングや食事制限のようなものではありません。あくまで産後の気分転換になる程度の、ヨガやエクササイズ、マッサージやウォーキングといったものをおすすめします。

産後は体を休めることが一番です。そして育児に専念をするべきです。その合間に、時間や心に余裕ができたときでもいいので、ちょっとしたダイエットを実践してみてはいかがでしょうか。

何も考えずに生活をするよりも、普段から少し意識した生活を送るだけでも随分と変わってくるものです。産後のダイエットは気分転換にもなりますし健康維持にも欠かせません。

また、二人目、三人目などを考えている場合も、元々の体重に戻しておいたほうが妊娠しやすい、妊娠生活を送りやすい、などのメリットを得ることができます。

産後に必ず痩せなければいけない、という訳ではありませんが、産後太りは絶対に戻らないものという訳でもありません。もし体形や体重を戻したいのであれば、簡単なことからダイエットをはじめてみてください。

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