この記事の監修担当
日本ニュートリション協会公認「サプリメントアドバイザー」
葉酸博士
市販、通販問わず海外製品も含めると葉酸サプリは数多く存在しています。その中から妊活、妊娠中の女性が自分にぴったり合った”本当に良質な葉酸サプリ”を選ぶのは至難の業です。
妊活中、妊娠中に該当する女性は、みなさん元気で健康な赤ちゃんを出産したいと願っているはずです。
そんな方が葉酸サプリを選んで失敗しないように、ここに葉酸サプリを調査した評価結果をまとめました。この記事をお読み頂ければ、葉酸サプリ選びで失敗することはありません。
【今の自分に合う葉酸サプリが知りたい方へ!!】 時期別にサプリ専門家が厳選 |
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時期 | 商品名 | 商品内容 |
妊活 | マカナ | 公式サイトはこちら |
妊娠初期 | プレミン | 公式サイトはこちら |
妊娠中期・後期 | プレミン16w | 公式サイトはこちら |
授乳期(産後) | プレミンママ | 公式サイトはこちら |
全時期対応 | メルミー | 公式サイトはこちら |
葉酸サプリ「採点簿2019」全評価を一挙公開!
まず、葉酸サプリの評価内容をお伝えします。
評価 | 内容 |
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★★★★★ 五ツ星 | 最高評価の葉酸サプリ。大きな問題点もなく、総合的にバランスがとれた葉酸サプリです。この評価の製品はどれを選んでも間違いないでしょう。 |
★★★★・ 四ツ星 | 品質などは問題がなく、厚労省推奨の葉酸も不足なく摂れるサプリ。ただ、総合的なバランスを見ると少し見劣りする部分もあるが、全体的に優秀なサプリ。 |
★★★・・ 三ツ星 | 一定の基準は満たす葉酸サプリ。妊婦さんのことを考えて作られている商品で、サプリの中味は一般的な内容。 |
それでは以上を踏まえた上で、葉酸サプリ全評価一覧をご覧ください。
★★★★★ 五ツ星(最高評価)
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プレミン(妊活~妊娠初期)
通常価格:4,580円定期価格:3,580円
「プレミン」は妊活~妊娠初期におすすめできる葉酸サプリです。必要な栄養成分は満たすことができ、安全性もトップクラス。価格も安く定期購入縛りもないので初めてでも安心。サプリ専門家が自信をもっておすすめできる逸品です。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 5 4 5 5 5 -
マカナ
通常価格:6,580円定期価格:3,980円
「マカナ」は妊活サプリ(葉酸含む)で支持率ナンバーワンに選ばれている大人気商品です。不妊クリニックの産婦人科医も推奨するほどです。マカナは妊活に良いとされている原料以外にもビタミンが豊富に配合されています。そのため、体の健康維持にも期待できます。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 5 4 5 4 5 -
プレミン16w(妊娠中期~出産)
通常価格:4,580円定期価格:3,580円
「プレミン16w」は妊娠中期・後期の方に向けて作られた葉酸サプリです。妊娠中期・後期になると摂取しないといけないカロテン(ビタミンA)が配合されています。食事性葉酸を配合するなど、安全面に配慮された妊娠中期・後期に完璧に対応したサプリです。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 5 4 5 5 4 -
プレミンママ(授乳期)
通常価格:4,580円定期価格:3,580円
「プレミンママ」は産後の方におすすめできる葉酸サプリです。産後の体力回復や母乳不足に配慮して鉄や銅、ビタミンA、亜鉛と必要な栄養素が配合されています。また、母乳の標準成分となるDHAも摂ることができる、授乳期に完璧に対応した商品です。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 5 4 5 5 3
★★★★・ 四ツ星
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はぐくみ葉酸
通常価格:6,980円定期価格:1,980円
「はぐくみ葉酸」は大手通販サイトやツイッターなどのSNSで大人気の葉酸サプリです。目安量が3粒と少なく、粒の大きさも葉酸サプリの平均的な大きさなので簡単に飲むことができます。栄養成分と安全性にも優れているので葉酸サプリ選びに迷っている方におすすめです。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 5 3 5 4 4 -
ベルタ葉酸サプリ
通常価格:5,980円定期価格:3,980円
「ベルタ葉酸サプリ」は葉酸サプリの中でもトップクラスの人気商品です。高い安全性と豊富な栄養成分で安心して飲むことができます。鉄の味が強いめ批評されていましたが、現在は飲みやすさも改善され、特に欠点が見つからない良質なサプリ。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 4 3 5 3 4 -
ララリパブリック
通常価格:3,980円定期価格:2,680円
「ララリパブリック」は安心安全にこだわって作っているだけあって原材料や製造工程どちらも安全でした。安心安全だけでなく、栄養成分と飲みやすさにも優れています。無味無臭で飲みやすく、ニオイもしくは味に敏感な方でも安心して継続できる内容です。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 4 5 5 4 4 -
メルミー(Mere me)
通常価格:6,580円定期価格:2,980円
「メルミー葉酸サプリ」は妊活サプリでもっとも人気のあるマカナを販売している会社が販売する葉酸サプリです。栄養成分は妊活~産後まで対応しており、1袋で産後まで飲み続けることができます。また、飲みやすさにも優れていて、価格もリーズナブルな設定。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 5 3 5 5 3 -
ママニック
通常価格:5,000円定期価格:3,500円
「ママニック葉酸サプリ」は妊活~妊娠中に必要な栄養素が配合された葉酸サプリです。余計な添加物は一切使われておらず、過剰摂取に配慮した栄養成分になっているため、安心して飲み続けることができます。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 5 3 5 3 3 -
ベジママ
通常価格:5,500円定期価格:2,750円
「ベジママ」は妊活成分として注目を集めている「ピニトール」が配合された葉酸サプリです。自社工場で作られているため、製品の安全性は高く安心して飲むことができます。また、添加物も一切使われていないので安心です。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 4 2 4 4 3 -
ミノリエ(minorie)
通常価格:7,980円定期価格:3,980円
「ミノリエ(minorie)」は女性の体調管理アプリ”ラルーン”ユーザーの声から生まれた妊活専門の葉酸サプリ。マカ600mgを配合し、妊娠初期必須の葉酸400μgも過不足なく配合。無添加にもこだわり、開封済みでも15日間返金保証が付くため、初めての方でも安心♪
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 4 5 4 3 3
★★★・・ 三ツ星以下
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小林製薬(葉酸・鉄・カルシウム)
通常価格:1,026円
「小林製薬(葉酸・鉄・カルシウム)」は妊娠中に必要な栄養素を補うことができるように作られています。葉酸、鉄、カルシウムなどの他にビタミンB群やビタミンCを摂ることができます。1日の目安量は3粒で、人によっては飲み忘れが起きる可能性もあるので注意してください。葉酸などのビタミン類と鉄は厚生労働省の推奨基準をクリアしているので、それらを摂りたい方はおすすめです。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 3 5 3 3 -
NOCOR(ノコア)
通常価格:6,980円定期価格:3,980円
「NOCOR(ノコア)」は脳科学の先生が推奨している少し変わった葉酸サプリです。通常の葉酸サプリとは違って、脳に良いといわれている「DHA・EPA」が配合されています。もちろん妊娠中に必要な栄養素も配合されています。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 4 3 3 3 -
ハグクミの恵み
通常価格:7,480円定期価格:2,980円
「ハグクミの恵み」は妊活中の方、妊活をしていた方に大人気の妊活サプリです。ハグクミの恵みを飲むことで「実際に妊娠できた」と口コミで大好評でした。品質と安全性にとくに問題はないので、妊活をしている方におすすめです。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 4 3 4 3 3 -
パティ葉酸サプリ
通常価格:5,400円定期価格:3,780円
「パティ葉酸サプリ」は芸能人のおかもとまりさんも愛用している葉酸サプリです。原材料は100%無添加で、国産無農薬の原料を使うなど安全性に対して徹底して製造されています。鉄分が豊富なので妊娠中期・後期の方におすすめです。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 2 4 4 3 -
ママオメガ
通常価格:7.500円定期価格:1,950円
「ママオメガ」はたったの5粒で60種類もの栄養素を摂ることができる葉酸サプリです。その栄養素の豊富さから口コミでもたくさんの高評価を集めています。袋は1日分ごとに小分けにされているので持ち運びに便利です。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 3 4 2 3 -
ヤマノ葉酸サプリ
通常価格:3,456円定期価格:2,700円
「ヤマノ葉酸サプリ」は10年以上の販売実績と自然由来の成分が配合された葉酸サプリです。自然由来の成分が配合されているため安心して飲むことができます。また、栄養素も妊娠中に必要な量を満たすことができています。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 3 3 3 3 -
葉酸カルシウムプラス
通常価格:1,598円
「葉酸カルシウムプラス」はピジョン株式会社が販売する商品で、Amazonの葉酸サプリメントカテゴリーで1位になるなどの大人気商品です。葉酸を含めてビタミン類が豊富に配合されています。また、それらに加えて、鉄やカルシウムも配合されるなど妊娠中に必要な栄養素がたくさん配合されています。配合量が少し中途半端な印象ですが、妊娠前から妊娠初期の方は飲んでみてもいいと思います。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 3 4 3 3 -
レピールオーガニックス
通常価格:4,980円定期価格:2,980円
「レピールオーガニックス」は世界一安全な葉酸サプリを目指して作られたもので、産婦人科や婦人科の医師・看護師さんが推奨する葉酸サプリナンバーワンにも選ばれています。実際に安全性は高く、妊娠前の方におすすめです。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 4 4 3 3
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エレビット
通常価格:4,500円定期価格:4,050円
「エレビット」はCMで有名になり、出荷数は6000万個を突破した大人気商品です。日本の医師推奨でナンバー1にも選ばれるなど高評価です。しかし、実際に栄養成分を確認してみると厚生労働省の推奨している量の2倍、800μgも配合されていました。飲むのであれば過剰摂取に注意して摂るようにしましょう。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 3 4 3 3 -
オリヒロ
通常価格:1,058円
「MOSTチュアブル鉄+葉酸」は鉄が10mg摂れるサプリです。鉄以外にも葉酸やビタミンB群、ビタミンCも摂れるのですが、摂取できる量がギリギリです。ただ、安全性は高く安心して飲むことができます。何よりも一番の特徴は”飲みやすさ”です。プルーン味で噛んで飲むラムネタイプとなっているので、お菓子感覚で摂ることができます。1日2粒飲まないといけないのですが全く気になりません。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 3 4 4 3 -
ディアナチュラ
通常価格:463円
「ディアナチュラ(葉酸)」は価格が安く、安全性の高い葉酸サプリでした。摂取できる栄養素は葉酸とビタミンB6、B12となっているので妊娠前の女性におすすめです。粒のサイズは葉酸サプリの中でも小さく、水と飲めば簡単に流し込むことができます。ニオイや味もほとんどしないので気になりません。また、目安量が1日1粒で良いので続けやすいでしょう。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 5 3 3 3 -
DHC葉酸
通常価格:258円定期価格:245円
「DHC葉酸」は葉酸サプリの中でも有名で、ドラッグストア以外にもコンビニやスーパーでも購入することができます。値段は安く手頃な価格となっています。葉酸やビタミンB群を含んでいて厚生労働省の推奨基準を満たしています。1日の目安量が1粒なので飲み忘れがなく、簡単に飲むことができます。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 3 4 3 3 -
ファンケル「鉄&葉酸」
通常価格:972円定期価格:874円
「ファンケル(鉄&葉酸)」は他の葉酸サプリにはない、ファンケルが独自開発した植物性ツイントースが配合されています。植物性ツイントースはカルシウムなどのミネラルの吸収を高める効果に期待できます。残念なことにファンケル(鉄&葉酸)自体にカルシウムなどが配合されていないので、食事から摂る必要があります。葉酸の配合量が200μg、鉄の配合量が6mgとなっているので、産後の方におすすめです。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 3 4 4 3 -
葉酸+マカ
通常価格:2,200円
「葉酸+マカ」は100年以上もの歴史をもつ会社が販売する葉酸サプリです。配合成分には任かつ成分として注目されているマカが配合されているため、妊活をしている方におすすめです。またビタミンも豊富に摂ることができます。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 5 3 3 3 3
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オーガランド「ビタミンB群+葉酸」
通常価格:864円定期価格:734円
「ビタミンB群+葉酸」は飲みやすさと価格に優れた葉酸サプリです。価格の安さが特徴的で3ヶ月分を1000円以下で購入することができます。とにかく価格を抑えて飲みたいという方におすすめです。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 4 3 4 3 -
ネイチャーメイド
通常価格:734円定期価格:734円
「ネイチャーメイド」は大塚製薬が販売する商品で、医薬品と同等の環境で作られています。内容はとてもシンプルで原材料はたったの4種類しか使われていません。使われているものも全て安全なものなので安心です。ただ、シンプルな内容なので摂れる栄養素は”葉酸のみ”となっています。そのため、色々な栄養素を一気に摂るのは怖いから葉酸だけを摂りたい方におすすめです。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 1 4 3 3 -
UHAグミサプリ『鉄&葉酸』
通常価格:756円定期価格:756円
「UHAグミサプリ(鉄&葉酸)」は鉄をメインとしたグミタイプのサプリです。アサイーミックス味と書かれていますがブドウのような味がします。少し固さがあるものの、美味しくて食べやすくなっています。葉酸など妊娠中に必要な栄養素は摂れませんが、鉄を10mg摂ることができるので軽い貧血に悩まされている女性に向いています。
品質 飲みやすさ 安全性 価格 口コミ 3 4 4 2 3
【2019年】葉酸サプリ総合おすすめランキング
評価一覧にはたくさんの葉酸サプリがあったと思います。一覧から選んで頂ければ間違いありませんが、商品がかなり多く迷う方もいるでしょう。
いろいろ見てるけど、この中からどれを選べいいのか迷う…。
そこで、サプリメントアドバイザーが評価した中から特に優秀なサプリメントを厳選してランキング形式にまとめました。
全評価一覧では選べない方でも、これを読めばあなたにぴったり合った葉酸サプリが必ず見つかるはずです。
これが現時点(2019年)で考えうる葉酸サプリ決定版です。
【時期別】妊活から産後まで各時期に合う葉酸サプリを選ぶ
時期によって必要な栄養素は異なります。
- 妊活・妊娠初期(妊娠1ヶ月以上前~妊娠4ヶ月目まで)
- 妊娠中期・後期(妊娠5ヶ月目以降~産後まで)
- 授乳期(産後)
大きく分類すると3つに分けれます。ちなみに妊活と妊娠初期、妊娠中期と後期に必要な栄養素は同じです。
厚生労働省が推奨するのは妊活と妊娠初期の葉酸摂取です。ただ、妊活から葉酸サプリを始める方ばかりではありません。
- 母子手帳をもらって葉酸を知った
- 妊娠中期or後期だけど葉酸の重要性を知った
私は妊活から葉酸が大切だって知ってたよ。
私も知ってたから妊活を開始したときから葉酸サプリを飲んでたけど…
母子手帳をもらうまで全く知らなかった…。
知ってたけど、そこまで重要がじゃないと思ってた!でも産婦人科の先生から言われて飲み始めたかな。
妊娠中も飲んでたけど、飲み始めたのは妊娠判明してからじゃないかしら…。出産後も必要だって知ったからまだ飲んでるけど。
あなたの周りで出産経験のある方に聞いてみてください。おそらく始める時期はみんなバラバラだと思います。
産後に葉酸の重要性を知って購入される方は稀だと思いますが、葉酸を知る時期がそれぞれ異なるのが自然です。
ベストは妊活から飲むべきですが、それ以外の期間も厚生労働省が付加量を設定しています。つまり「葉酸を積極的に摂取してください」と国が推奨しています。
少し気づくのが遅かったしても心配はいりません。それよりも気づいたときからしっかり摂取して、元気な赤ちゃん、そして健康的な母体を維持できるように努めるのが大切です。
以下のページでは時期別に葉酸サプリをまとめています。ぜひ葉酸サプリ選びの参考にしてださい。
【専門家推奨サプリ】迷っているあなたへ
ここまでの内容を読んで、葉酸サプリ選びに迷われている方は最後にこれを参考にしてください。
サプリメントアドバイザーの葉酸博士が商品をチェックした結果、現段階で考えうる最高の葉酸サプリを紹介します。
品質、価格、安全性、口コミなど、全ての項目においてワンランク上の葉酸サプリであり、これを上回る葉酸サプリはありません。
もちろん、新商品や商品の内容変更など、常日頃から評価は変化しています。その中で、サプリメント専門家が自信をもっておすすめする葉酸サプリになります。
- いろいろ調べたけど、どれが良いのか結局わからない
- とりあえず最も評価が高い葉酸サプリがほしい
このような方にはサプリメント専門家&当サイト編集部がおすすめする以下の葉酸サプリ(プレミン)をぜひ試してください。
葉酸サプリに関するQ&A
毎日たくさんの方が当サイト(葉酸サプリびより)には、多くのお問い合わせを頂きます。
その中から特に多く見受けられた質問を、一問一答形式でお答えします。
- 葉酸サプリって効果あるの?
- 基本的に葉酸サプリは効果を測るものではありません。ましてや医薬品とは違い、効果・効能をうたうこと自体薬事法に抵触する内容です。他サイトでは「効果・効能を検証しました」といった内容で書かれたものも存在しますが、どこにも確証はありません。
もちろん、当サイトでは効果・効能について一切記載していません。ただ、効果について調べている方が多いのも事実です。もし出来うる限り答えるのであれば、本当の効果がわかるのは出産してからだと思います。
葉酸サプリは母子ともに健康であることを目的に飲むサプリです。もし効果・効能がわかるとするなら、出産後に元気な赤ちゃんの姿を見て感じる部分ではないでしょうか。
葉酸サプリを購入する意味&厚生労働省が推奨する理由
そういえば葉酸サプリってどうして必要なの?
厚労省含め、国をあげて推奨する葉酸サプリですが、確かに最初はそう思うのが普通です。だから葉酸サプリを購入する前に必ず知るべき知識をこれから解説します。
葉酸サプリを購入される前に、まず大前提のお話をさせて頂きます。
なぜ妊活・妊娠中の女性に葉酸サプリを勧めるのか、そして厚生労働省などの行政機関までもが公式で発表するほど推奨するのか、この疑問点を解説します。
そもそも厚生労働省はサプリメントをあまり表立って推奨していません。サプリメントは効果・効能が不明確なものが多く、医薬品とは違います。
例えば、目の疲労に良いサプリ(眼精疲労のサプリ)があったとします。眼精疲労サプリの代表的な成分の中に「アントシアニン」といわれるものがあります。
健康食品会社はアントシアニンを主成分に使用し、眼精疲労に効果があるようにPRします。
しかし、国の研究機関である国立健康・栄養研究所のデータから調べるとこのような結果がわかります。
俗に、「視力回復によい」「動脈硬化や老化を防ぐ」「炎症を抑える」などと言われ、種々の植物由来のアントシアニンを用いた有効性の検討が行われているものの、現時点ではヒトでの有効性・安全性については、信頼できるデータが十分ではない。
つまり、ヒトの有効性や安全性についてはデータがないので、眼精疲労に対してどのような効果があるかもわかりません。
だからといって服用すれば人体に危険性があるのかどうかもわかりません。
効果・効能がわからないものだからこそ、厚生労働省もサプリメントの利用に注意を促しているのです。
葉酸サプリは”厚生労働省”が推奨している
日本国ではサプリメント自体をあまり推奨していない背景がある中、唯一表だって推奨しているサプリがあります。
それが「葉酸サプリ」です。
我が国において葉酸の摂取により神経管閉鎖障害の発症リスクが低減する確実な証拠があるとはいいがたいものの、葉酸の摂取により一定の発症リスクの低減がなされるものと考えられることから、現時点で得られている妊娠可能な年齢の女性等の葉酸摂取による神経管閉鎖障害のリスク低減に関する科学的な知見について正確に情報提供を行うことが必要と判断
これは10年以上前に厚生労働省が発表した資料になります。
妊活・妊娠中の葉酸摂取の重要性は世界で推奨されていましたが、日本では特別な対応はされていませんでした。
しかし、世界各国の様々な調査結果を受けて農林水産省も「妊婦さんに大切なビタミン、葉酸」といった内容で、その重要性を発表しています。
でも葉酸の重要性を知っている女性って少ないかも…
確かにその通りです。国が発表した内容もそこまで世間に浸透せず、妊娠するまで葉酸摂取の重要性を知らない女性が多く存在しました。
この状況を受けて日本先天性異常学会も声明を発表しました。
本邦においては、2000 年に厚生省(現厚生労働省)が、妊娠を計画する女性に対し、栄養バランスの取れた食事(葉酸量0.4 mg/日)に加えて栄養補助食品からの0.4 mg/日の葉酸摂取による、神経管閉鎖障害の発症リスク低減について通知を出しました(3)。
(中略)
しかし、妊娠女性の葉酸サプリメントの摂取は10-20%に留まり(5、6)、神経管閉鎖障害の本邦発生率は減少傾向が示されていません(3、7)。
この情報は毎日新聞やYahoo!トップニュースでも取り扱われ、目にした女性も少なくないと思われます。
また、厚生労働省の報道資料では葉酸を含む「強化食品や健康食品」と書かれていましたが、日本先天性異常学会の声明には「葉酸サプリメント」と明確に書かれています。
内容を明確することで、さらに葉酸摂取の重要性を女性に周知したいという意思がうかがえます。
ではなぜ、厚生労働省ではなく日本先天性異常学会が声明を発表したのか、これには理由があります。
ご存じの方もいるかもしれませんが、妊活・妊娠中の葉酸摂取は赤ちゃんの先天性異常「神経管閉鎖障害」のリスク低減に繋がります。これは世界各国の研究結果から、葉酸の有効性が証明されています。
葉酸の有効性は認定されている
サプリメントに使用される素材・成分に関して最も信頼性が高く、厚生労働省や国の研究機関が参考にしている情報源があります。
それが「ナチュラルメディシン・データベース」です。
日本の(独)国立健康・栄養研究所がホームページ上で提供する「『健康食品』の有効性・安全性情報データベース」の底本ともなっている。
ナチュラルメディシン・データベースには、サプリメントに使用される全成分・素材に対して数多くの研究結果(論文)や解析を元に、それぞれの症状ごとに有効性レベルを7段階で評価しています。
サプリメントの主成分(PR成分)に使用される多くは「科学的根拠が乏しい(有効性レベル7)」「効きません(有効性レベル6)」「おそらく効きません(有効性レベル5)」など、下から数えた方が早い信頼性の低い成分がほとんどです。
しかし、葉酸に関しては有効性レベル2にあたる「おそらく効きます」に該当します。これは成分の中でも有効性が高いと評価されている証拠です。
このような有効性があるからこそ、世界で最も信頼性の高い情報源でも認められ、行政機関も推奨しているのです。
【注意】サプリメントで葉酸摂取を勧める理由
葉酸って食事から摂取するのはダメなの?サプリよりも安全性高いんじゃないの?
実は葉酸摂取をサプリから推奨するのにはきちんとした理由があります。
葉酸は水溶性のビタミンなので熱や水に弱く、調理する際に失われる可能性が高いのです。
食品由来の葉酸の大部分はポリグルタミン酸型(3~7個のグルタミン酸が結合した形)として存在し、モノグルタミン酸型(1個のグルタミン酸が結合した形)として小腸で吸収されるまで、様々な代謝過程の影響や加熱等による調理過程での損失があり、その生体利用率は約50%と推定されています。
簡単に言うと、葉酸100μgの食材を調理して食べても吸収されるのは50μgだということです。
赤ちゃんの先天性異常のリスクを軽減するためには「400μg」の葉酸が必要になります。では一体、どのようにして葉酸を摂取すべきなのでしょうか。
葉酸は2種類あります。
- 食品由来の食事性葉酸(ポリグルタミン酸型)
- サプリに添加する葉酸(モノグルタミン酸型)
先ほどご説明した吸収率が50%に減少するのは食品由来の食事性葉酸(ポリグルタミン酸型)です。小松菜、ブロッコリー、ほうれん草などの食材を食べて摂取します。
一方、サプリに添加する葉酸(モノグルタミン酸型)は吸収率がよく、400μg配合されていればそのまま吸収できます。
もし、サプリに添加する葉酸(モノグルタミン酸型)から吸収できる400μgを、食品由来の食事性葉酸(ポリグルタミン酸型)から摂取する場合は800μg必要になるということです。
胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減のための付加量400μg/日は、加工食品などに添加されているモノグルタミン酸型葉酸、プテロイルモノグルタミン酸の量として示したものであり、これを食事性葉酸に換算すると2倍の800μg/日に相当します (1) (3) 。
では800μgがどのくらいの食材に相当するのでしょうか。
葉酸を多く含んだ食材で有名な「枝豆」は100gあたり葉酸が約176μg含まれています。800μgで換算すると、この4.5倍の量が必要になります。
これで大体100g程度です。あと4.5倍の量を一日で食べないといけません。それも1日も欠かさず毎日です。
妊娠中には多くの女性が悩むつわりが待っています。これだけの食材を毎日食べるなんて到底無理です。
そんな大量の枝豆なんて、見てるだけで気持ち悪くなりそう…
だからこそ行政機関や研究機関は、先天性異常のリスク軽減への確かな有効性を考え、葉酸摂取はサプリメントを推奨しています。
サプリメントの場合は葉酸摂取を助ける他の栄養素も配合されているから、さらに安心です。
葉酸の摂取量は時期によって異なる
葉酸摂取は以下4つの期間で摂取量が異なってきます。
時期 | 週数 | 葉酸推奨量 |
---|---|---|
妊活中 | 妊娠1ヶ月前~妊娠判明まで | 640μg |
妊娠初期 | 妊娠判明~3ヶ月 | 640μg |
妊娠中期・後期 | 妊娠4ヶ月~出産まで | 480μg |
授乳期 | 産後 | 340μg |
推奨量に関しては厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」から抜粋した数値です。
では普段からどれくらいの葉酸を摂取できているのでしょうか。
20~40代の1日の平均摂取量は、厚生労働省が発表している国民健康栄養調査から算出すると「234μg」です。全ての時期に共通して推奨量に届いていません。
全期間を通して葉酸摂取の付加量(通常よりも加える量)は増えているので、通常の食事だけではとても追いつきません。
また、日本人の食事摂取基準にはこのように記載があります。
1 妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性は、神経管閉鎖障害のリスクの低減のために、付加的に 400μg/日のプテロイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる。
2 サプリメントや強化食品に含まれるプテロイルモノグルタミン酸の量
妊娠を計画している女性(妊活)、妊娠の可能性がある女性(妊娠初期)を具体的に明記し、この時期に葉酸400μgをサプリメントから摂るように指示しています。
妊娠中期以降は食事からの摂取で不足した分をサプリから補うのがベストですが、妊活・妊娠初期は具体的に「サプリ400μg」と指定があります。
この理由は前述した赤ちゃんの先天性異常(神経管閉鎖障害)の発生時期が、妊娠0日目からおよそ28日間の間に発症することが関係しています。
胎児の神経管閉鎖障害とは、受胎後およそ28 日で閉鎖する神経管の形成異常で、臨床的には無脳症・二分脊椎・髄膜瘤などの異常を呈します (2) 。
この時期に葉酸400μgをサプリに添加する葉酸(モノグルタミン酸型)から摂ることで発症リスクを抑えることができます。
神経管閉鎖障害の発症には、白人に多く見られる等の人種差があるとされるが、1999年には、Robertらによる中国における研究で、葉酸の服用により、発症率の高い北部の地域で79パーセントの発症率の低減がみられたこと、さらに発症率の低い南部地域でも30パーセントの発症率の低減がみられたこと等が報告されている。
まだ国内では具体的な数値やデータがない状態ですが、海外での研究結果からこのような結果が出ています。
ただ、葉酸摂取による先天性異常のリスクを軽減できる期間は限られています。
妊活段階はまだ子供を授かっていない状態なので、葉酸摂取にそこまで重要ではないように感じます。多くの女性が感違いし、行政機関が推奨する機関に葉酸摂取を認知している女性が少ないのはこれが原因です。
胎児の神経管閉鎖のタイミングからすると「妊娠して又は妊娠の疑いを持って産婦人科の外来に訪れてからの対応では遅い」と考えられています (3) 。
厚生労働省や各研究機関が、先天性異常リスク軽減を目的に葉酸摂取を勧める時期は「妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月まで」です。
つまり、妊活の段階から妊娠初期に当たる期間に摂取しなくてはいけません。
誰も妊娠する時期はわかりません。それは本人含め、産婦人科の医師も同じです。出産から逆算しないと具体的に受胎した日程すらもわかりません。
そのため、誰もわからない妊娠0日目から28日目までに葉酸を補給するためには、妊娠1ヶ月前、いわゆる妊活の段階から飲むのがベストだということです。
じゃあ妊娠してから葉酸摂取しても意味ないってこと?
もっとも重要なのは妊活から妊娠初期ですが、それ以外の期間も葉酸摂取は重要です。実際に母子手帳にもその重要性は書かれています。
また、厚生労働省の食事摂取基準にも明記されています。
妊婦と書かれている部分が妊娠中を通して飲むべき付加量です。
妊娠中期(妊娠4ヶ月目)以降、後期も含めて、葉酸の推奨量に付加量を足すと480μgです。20代から40代の平均摂取量が234μgなので、約2倍以上の葉酸を毎日摂取する必要があります。
先ほども説明した通り、葉酸は熱や水などの調理に弱く、吸収率が半分程度まで落ちます。
推奨量はいつも食べている量の約2倍以上、これを毎日食べ続けるのは大変です。そのため、厚生労働省が推奨している葉酸サプリに頼るのが最も簡単かつ最適な選択です。
葉酸サプリから400μgを摂取すれば全期間の推奨量を簡単に摂取できるので、安心して栄養面のサポートを任せられます。
葉酸の重要性は理解してくれたと思います。ただ、妊娠中期以降に必要な栄養素など、まだまだ大切なことがたくさんあります。
葉酸以外の栄養素も必要
葉酸を含め、妊活から授乳期まで必要な栄養素は以下になります。(※エネルギー、たんぱく質は除外)
- ビタミンA・D・B1・B2・B6・B12
- ビタミンC
- マグネシウム
- パントテン酸
- ビオチン
- 亜鉛
- 銅
- ヨウ素
- セレン
こんなにたくさんあるの??
先ほどまでは葉酸だけでしたが、急にたくさん栄養素が出てきて戸惑う方もいるでしょう。
国立健康・栄養研究所では特に不足しがちな栄養素(葉酸、鉄、カルシウム)の3種類を主にピックアップしていますが、上記も積極的に摂るべき栄養素です。
ただ、すべて把握するのは大変なのが現実です。そこで特に不足しがちな栄養素(葉酸、鉄、カルシウム)に加えて、マグネシウムと亜鉛も注意してください。
以下、5つの栄養素についてどれだけ必要なのか以下の表にまとめました。妊活中と妊娠初期に必要な栄養素は全く同じなので、項目をまとめています。
厚労省の推奨量 | 20-40代の摂取量 | 不足分 | |
---|---|---|---|
葉酸(μg) | 640(妊活・妊娠初期) | 234 | 406(妊活・妊娠初期) |
480(妊娠中期・後期) | 246(妊娠中期・後期) | ||
340(授乳期) | 106(妊娠中期・後期) | ||
鉄(mg) | 9(妊娠初期) | 6.6 | 2.4(妊娠初期) |
21.5(妊娠中期・出産) | 14.9(妊娠中期・後期) | ||
9(授乳期) | 2.4(授乳期) | ||
カルシウム(mg) | 650 | 417 | 233 |
マグネシウム(mg) | 136 | 201 | なし |
亜鉛(mg) | 10(妊娠初期~出産) | 7.2 | 2.8(妊娠初期~出産) |
11(授乳期) | 3.8(授乳期) |
これが妊活から授乳期にかけて特に注意してほしい栄養素の比較表になります。
葉酸の重要性は詳しく解説したので、残りの鉄やカルシウム、そしてマグネシウムや亜鉛について簡単に解説します。
鉄
妊娠中期(妊娠4ヶ月目)以降、後期も含めて鉄の推奨量は急激に増加します。
- 妊娠初期:9mg
- 妊娠中期・後期:21.5mg
- 授乳期:9mg
これが厚生労働省が推奨する摂取量です。あきらかに妊娠中期・後期だけ急激に増加しているのがわかります。
妊娠中期・後期以降の鉄不足は貧血の原因になり、悩まされる妊婦さんが数多くいます。
それ以外にも鉄不足は怖い症状を引き起こします。
鉄摂取量が増加した必要量を満たしていない場合は、鉄欠乏性貧血になることがある。妊娠中の鉄欠乏性貧血は早産や低出生体重児などの重大な疾患の原因となる[1,51,59-62]。
どうしても葉酸に目がいきがちですが、鉄不足も無視できません。これを補うためにも積極的に鉄を摂取する必要があります。
すでに鉄剤や鉄サプリを飲んでいる方は葉酸サプリとの併用はNGです。複数のサプリメントを同時に飲むことで、万が一相互作用が起こった場合、何が原因かわからないからです。鉄も配合した葉酸サプリなら十分推奨量を満たすことができるので安心してください。
カルシウム
カルシウムは妊娠中にたくさん必要な栄養素というわけではなく、日本人女性が慢性的に不足している栄養素です。
もちろん普段から積極的にカルシウムを摂っている方ならそこまで重要なものではありません。
ただ、妊娠中は体調の大きな変化から味覚も変わります。普段食べていたものが食べれなくなるといったことは多くの女性が妊娠中に経験することです。
自分の食事内容を振り返り、必要ならカルシウムを積極的に摂取しましょう。栄養面が心配な方はカルシウムも配合した葉酸サプリを選ぶのが無難です。
話は少し逸れますが、カルシウムは出産後の授乳期も必要な栄養です。母乳100gのうち約26mg程度がミネラルで構成されているとわかっています。普段の生活から、産後の授乳期まで慢性的に不足する栄養素だと理解しておいてください。
その他栄養素(マグネシウム、亜鉛、ビタミン類)
葉酸や鉄に比べると優先度は低いですが、これらも大切な栄養素です。
葉酸を効率的に体内に摂取するためにビタミン類の摂取も欠かせません。それぞれの栄養素には相互作用があり、それぞれの栄養素が協力しあって吸収率を上げます。
- 葉酸:ビタミン類
- 鉄:ビタミン類
- カルシウム:マグネシウム
このように栄養素同士が相互関係にあります。
また、亜鉛に関してはタンパク質の合成を手助けし、たんぱく質は鉄の吸収率を向上させます。
葉酸や鉄、カルシウムはもちろん、各ビタミン類、マグネシウム、亜鉛も配合されていればバランスよく栄養面の充実が図れます。
特にカルシウムとマグネシウムは2:1の割合で吸収されると言われ、カルシウムだけを過剰に摂取しても意味がありません。つまり、カルシウムを配合するなら、マグネシウムも一緒に配合された葉酸サプリが必要です。
当記事をサプリメント専門家が監修する意味
ここまで葉酸サプリに含むべき栄養素、そして配合する理由について解説しました。妊活から授乳期まで葉酸サプリを飲むべき根本的な理由がわかって頂けたと思います。
次項で葉酸サプリ全評価一覧を紹介しますが、その前にどうしてサプリメント専門家「サプリメントアドバイザー」が記事を監修しているのか、その理由を知って頂きたいと思います。
サプリメントの専門家って聞いたことないけど…?
確かに一般的に周知された資格ではないので、なかなか目にされる機会は少ないかもしれません。
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「サプリメントアドバイザー」とは、ヘルスサポートコンシェルジュとして、食生活や健康、美容やスポーツ、育児や介護などの分野で健康維持とサプリメント摂取のアドバイスが的確にできる専門家です。
当サイトの監修には厚生労働省がアドバイザーとして推奨する日本ニュートリション協会公認「サプリメントアドバイザー」の資格を有する“葉酸博士”が担当しています。
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葉酸サプリ採点簿(2019)全評価の『評価基準』を公開
ここまで葉酸を含む栄養素、過不足についてなど、いわゆる成分の品質面について解説してきました。では実際にどのような基準で葉酸サプリを選定したのか、その基準を簡単にお伝えします。
成分の品質を含め、当サイトでは葉酸サプリをチェックするために5つのポイントを用いて採点しています。5つのポイントは別ページ(※1)で詳しく解説しています。
- 品質
- 飲みやすさ
- 安全性
- 価格
- 口コミ・評判
これらの項目を5段階の『★評価』で採点します。
成分の品質に関しては赤ちゃんの健康に直接関わる部分です。特に重要な部分は、先ほど少し解説した世界的基準となる指標「ナチュラルメディシン・データベース」を参考にしています。
ナチュラルメディシン・データベースの利用は有料です。購入だけでも1万円以上かかる高価な資料です。
前述しましたが、厚生労働所などの行政機関、国の研究機関などが参考にする情報源で世界的にも信頼性の高いものです。医療従事者必須の書として販売されています。
欧米の科学者・医師・薬剤師などが「利益相反の無い、中立的な立場から」網羅的に評価・編纂をしており、その信頼性の高さから、この分野でのゴールドスタンダードとして認められています。
この情報源を用いてチェックすれば、より安全性の高い情報が発信できると考えています。さらに、飲みやすさや製品の安全性、価格や口コミ・評判もチェックします。
最後の口コミですが、これも一切ステマが行われないように信頼性ある通販サイトを対象に調査しています。また当サイトにも各商品専用の口コミページを用意し、実際に書き込まれた情報を参考にします。
以前、業者が飲食店などから報酬をもらって口コミサイトに好意的な記事を書いていた可能性が指摘されたことや、芸能人のブログによる問題が指摘されてから、ネット上では、特にステマに対する評価は厳しくなってきてはいるが、ステマの可能性が疑われる芸能人のブログは、ほかにもまだ存在すると指摘する声もある。
このような事案があってから口コミの信用性は著しく下がりました。口コミも一つの評価基準ではありますが、あくまで参考程度です。
それらを踏まえた上で、葉酸サプリを評価しています。
妊活サプリと葉酸サプリの区別と考え方
妊活サプリと葉酸サプリってどっちを選べばいいの?
簡単に言うと、葉酸サプリと妊活サプリの違いは「妊活成分の有無」です。では妊活サプリと葉酸サプリのどちらを選べばいいのか。
答えはどちらでも構いません。ただし絶対条件があります。それは葉酸400μgを含んでいるかどうかです。
なぜなら、いつ妊娠するかは誰にもわからないからです。ごく稀に妊活サプリに葉酸が含まれていなかったり、葉酸の摂取量が少ないものがあります。
妊活を目的にしるのはわかりますが、これだと妊娠した際に葉酸400μgを摂取することはできません。
目的は元気な赤ちゃんを出産することです。妊娠するのがゴールではありません。
妊活サプリと葉酸サプリ、2つのサプリメントに必要な要素は以下になります。
種類 | 対象期間 | 条件 |
---|---|---|
妊活サプリ | 妊活~妊娠判明まで | 妊活成分、葉酸400μg+その他栄養素 |
葉酸サプリ | 妊娠1ヶ月前~授乳期まで | 葉酸400μg+その他栄養素 |
対象期間を見ると葉酸サプリの方が優秀に見えますが、あくまで厚生労働省が推奨しているのは妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月間の間に葉酸を摂取することです。
この内容から判断すると妊活サプリもこの期間にぴったり当てはまったサプリだとわかります。
妊活サプリは妊娠がわかった時期までだから、その後はどうするの?
妊娠前からもそうですが、妊娠判明後はさらに葉酸や鉄、カルシウムなどたくさんの栄養素が必要になります。これは先ほどご説明したとおりです。
ですので、妊活サプリは妊活~妊娠判明まで、その後は葉酸サプリに切り替えて飲めば問題ありません。
評価一覧では妊活サプリ、葉酸サプリとしっかり区別し、厚生労働省の推奨時期も加味しながら採点しておる。
まとめ
ここまで内容を読んでいただければ、迷うことなく葉酸サプリを始めることができるはずです。そして、なぜ葉酸サプリが必要なのか、注意すべきポイントもわかって頂けたはずです。
妊娠前(妊活段階)から産後まで葉酸サプリは子供のため、そして母子ともに健康でいるために重要な栄養素です。
栄養素に相互関係がある以上、単一の栄養素だけ多量にとっても無駄になる可能性が高いです。ただし、妊娠中はつわりなどで特に大変な時期…。
だからこそ葉酸サプリをうまく活用して、万全な状態で出産に臨みましょう。
厚生労働省や各研究機関も葉酸サプリの重要性は報告しています。ここに訪れた方には必ず行動を起こしてもらいたいと思っています。当サイトを活用してあなたにぴったり合った葉酸サプリを見つけてください。
この記事の監修担当
日本ニュートリション協会公認「サプリメントアドバイザー」
葉酸博士